レックのお母さんがチェンマイに来て下さいました。

27日に私たちの宿のオープニングセレモニーがあって、お坊さんを呼んで浄化して光を入れてもらいます。

セレモニーには宿の建設時にお世話になった人たちや、バンコクのレックの親戚もたくさん来るので、お母さんはその準備のために、仕事を一週間休んで来てくださっています。

数日前には私の父も来ていました。

現在、私の父はシンガポールやマレーシアで日本人向けに家を建てたり、リフォームしたりしているので、

今回来て、宿とカフェの最終調整を手伝ってくれました。

私の父は歯に絹着せない人です。

世界中を飛び回ってアチコチ見て目も肥えています。

その父が、レックのセンスの良さや働きっぷりを大変気に入り、あの辛口の父から過分な褒め言葉をもらって、なんだか前途の明るい始まりです^ ^

私たちの宿のオープンに向け、近所の人たちもなんだか嬉しそうで、毎日近所に住むお爺ちゃんやお婆ちゃんが代わる代わる覗きにきます。

私たちの宿の周囲は普通の民家が多いので、人の出入りの多い宿をやるにあたって、ご近所さんとは上手くやりたいものですが、その辺は問題なさそうです^ ^

それというのもレックの人懐こい人柄のおかげで、レックはとにかく近所付き合いが上手です。

今朝、レックのお母さんと私たちの宿常設のカフェに座ってお茶をしていたら、

外で花壇を作っているレックと、隣のお婆ちゃんの会話が聞こえてきました。

するとそれを聞いていたお義母さんが

「まぁ、レックはご近所の人に可愛がられてるのね」
 
と言いました。

私が頷くとお義母さんは

「タイ語で息子のことをルークと言うんだけれど、お婆ちゃんは話すたびに「そうだね私の大切な息子」と何度も何度も言っているわ。」

と、有難がって涙ぐんでいました。

レックって本当にそういう人です。

私の父もレックの人柄に、細やかな気配りに大いに感動して、「自分の息子」と誇らしげに行って去って行きました。

私にはもったいない人だなとつくづく思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨

長谷川陽子