10年ほど前、あるヨギの自叙伝に出逢い、雷に打たれるような衝撃を受けた私はヨガナンダ先生のSRFへ入りたいと強く望むようになりました。  

それから時を経て、我が師、塚本先生と運命的な出逢いがあり、弟子入りした塚本先生がSRFの北海道支部であることを知りました。

ということで、ヨガナンダ先生は私の大グルです。
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そして今回、ヨガナンダ先生の映画が上映されているこのタイミングで日本に滞在しているこの幸運に見舞われました。
(タイでは上映されてないので。。。)

日本ではほとんど知られていないその名前ですが、アメリカでの偉業を讃えられており、タイム誌の「20世紀で最も偉大な・重要な100人」にも数えられていたり、

インドでは記念切手になったりもしています。

それが突然、映画になって日本で上映されるということに不思議な感覚を覚えつつも、とにかく馳せ参じてまいりました。

渋谷にある小さな映画館で上映されていて、私は一番前のど真ん中の席を予約していました。

一番前はスクリーンが近いので、正直観にくい席です。

20代の頃、友人と映画を観まくっていた時に、友人が一番前で観たがるからその理由を聞くと「フランスの映画評論家は一番前で観るから」という意味不明な答えが返ってきました(^◇^;)

一番前は画面の迫力が凄いけれど、画面を見ながら字幕を追うためには、目を上げたり下げたりしなければならず結構大変です。

なので現在、通常映画を観るときは後方中央の席に陣取るのですが、何故か今回は無意識に一番前を取っていました。

映画館のシステムで、私を含めわずか数人の事前予約者が先に席に案内されて、劇場内に入ると、中は30〜40席くらいの小さな劇場でした。

そして私の席は、、、

「ち、近っっ…(^◇^;)」。

この劇場の一番前の席のスクリーンへの近さ、半端なかったです。

他の予約者を振り返ると、みんな後方に陣取っています。

ミスったかなぁ…少し後ろに移ろうかなぁ…  

なんて考えていたら、当日券の客がどんどん入ってきて、後ろの席はあらかた埋まり、タイミングを逸してしまったので、結局一番前のフランスの映画評論家席で観ることに。

因みに一番前は超不人気で、私の他にはたった2人だけが一番前に座っていて、その人たちも端っこに座ってなるべく斜めに画面を見るようにしていました。

というわけで、多少の不安を抱えつつ映画がスタートしました。

ところが。

ヨガナンダ先生が現れると、

私は金縛り状態になりました。

私とヨガナンダ先生を隔てるものはスクリーンのみ。

金縛り状態で、体の前面のチャクラが脈打つように活性化しているのを感じました。

映画に力の意図が込められてるというよりも、

大きなスクリーンで生き生きと動く大師の姿に、私の細胞が活性化を始めたようでした。

映画中盤には涙が溢れ出しました。

1人で滂沱(ぼうだ)の涙を流しながら、嗚咽を漏らしているのは館内私のみ。

他の人は泣いてる私に「?」だったかもしれませんが、

こちらには特別な思い入れがあるから仕方ありません^^;

時代を超えてババジ、ララヒリ・マハヤサ、スリ・ユクテスワ、ヨガナンダ、そして私の先生へと伝承されてきた智慧の有り難さ、美しさを感じさせて頂きました。

それにしても、本や伝承もさることながら映像で観ると、また力強いものがあるものですね。

ヨガナンダ先生からのエネルギーは全ての人へ開かれていますから、どうぞ映画を観に行ってみて下さいませ^ ^
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最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨

長谷川陽子