日本で子育てしていると、タイでは思いもよらないことがおこります。

都内で感じることは、日本の人は子連れに優しくない。

ベビーカーを押して地下鉄の構内を歩いている時、後ろから追い越してきた背広の男性が追い越し際に私の肩にドンッとぶつかってきました。

そして追い越してから私の方を振り返って睨みつけて去って行きました。

「⁈⁈⁈」

その道はまぁまぁ幅広の道で、すごく混んでいるわけでもなかったのですが、この背広の男性は、おのれの進路をゆっくり歩く私を邪魔に思って突き飛ばしたということなのでしょうか。

歩くのに速度制限あったっけ⁈

私があなたに何をした⁈

っていうか、この国には邪魔な人は突き飛ばしていいっていうルールがあるのか⁈

凄い太った人でも、お年寄りでも、ヤクザ屋さんでも

ゆっくり歩いていたらあなたは当たりに行くのか⁈

色んな疑問が湧き上がる私を取り残して、怒気を含んだ男性は足早に去って行きました。

そしてまた別の日、やはりベビーカーを押して道を歩いている時、50代〜60代の夫婦の横を通り過ぎました。

炎天下の中、ベビーカーを押す私を見て奥さんの方は微笑ましげに

「たくましいわね〜」

とおっしゃいました。

それを受けた旦那さんが突然キレて

「たくましいじゃなくて、邪魔なんだよ‼︎」
 
またもやっ⁈⁈⁈

私、何か悪いことしたのでしょうか⁈

この国の人、意味不明すぎます。

この国の人は自分にも赤ん坊で歩くことも食べることも出来ない時代があったということを知らないのでしょうか?

もしも、自分の母親が乳母車を押していて、乳母車の中に眠る自分が過去の自分だったとしても同様に突き飛ばしたり、怒鳴りつけたりするのでしょうか?

…するのかもしれない^^;


タイは子供を大切にする国なので、

会う人会う人子連れにとても親切です。

例えばレストランでご飯を食べていたら、ウェイトレスさんが子供を抱っこしてあやしていてくれたりするような国なので、

こんな戦慄を覚えるような目に遭ったことは一度もありません。

モチロン、日本にも親切な人はいます。  
(基本女性)

愚図る子供に声をかけて気を紛らわせてくれたりする方や、

バギーをバスから降ろすのを手伝ってくれる方に遭遇すると

時として、他人の親切が有難くて涙が出そうになります。

けれど、その反面前述したような異常で奇怪な人にも遭遇します。

昨今はニュースでも物騒な事件をやっていますから、

子連れの時は変な人は避けたいものです。

今日は広島原爆投下から71年だそうです。

日本人は精神性の高い国民と言われていました。

今の日本人の精神性は71年前と比べてどうなのでしょう?  

私たちは戦争とともに人を慈しむ慈愛の心も明け渡してしまったのでしょうか。
 
それじゃよくないですよね。

取り戻しましょう大和魂。

日本人、カッコよく生きましょうよ✨

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨✨✨

長谷川陽子