日中の猛暑を避けるために、時々近所のプールに泳ぎに行きます。
相変わらず、Iphone水没以降、携帯を所持していないので写真をお見せできないのですが(^_^;)
このプールは近所にあるバックパッカーズの宿に併設されているプールで、バックパッカーズに滞在している人は無料で、ビジターは80B。
ホテルのプールは400Bくらい軽く取られてしまうために敷居が高くてなかなか行けないので、このリーズナブルさは本当に嬉しいかぎりです。
さて、敷地内に足を踏み入れると、そこにはDJブースがあってお洒落なラウンジミュージックなどがかけられており、昼間から水着姿でバーカウンターで酒を飲む欧米人たちが。
プールサイドには肌を露わにした金髪碧眼のお姉さんたちが日光浴を楽しんでいます。
て…天国か!
20代でバックパッカーをしていたころ、コ・パンガンの安宿や、コ・ピピ近くの無人島に長期滞在して、「The Beach」さながらの生活をしたりしていたので、(知っていますか?アレックスガーランドの名著です。その後ディカプリオが映画にもしましたが、それは残念な内容になっていました)そういう日々がなんだか懐かしく思い出されたりするのでした。
チェンマイっていうと、民族アートとかカフェとかマッサージ教室とかジャングルトレッキングなんかが、代表格ですが、暑い時は水着一丁で水と戯れていたいですね。
それにしても、戒律の厳しいイスラム教の家庭に生まれ育った子供とかが突然こんな光景を目にしたら、複雑な心境になるのは当たり前だと思うわけです。
インドで起る婦女暴行事件も狙われるのは他宗教者。。。
ケニアのマサイ族でも、サバンナにある自分の村を捨ててナイロビの都会に身を沈める「街マサイ」が続出し、TVなんかでよく観た、あのサバンナで槍を持ってピョンピョン飛び跳ねるマサイ族は減少の一途をたどっています。
それを言ったらタイ北部の首長族も、最近じゃ首輪の装着が自主性となっていて、若者は首輪をしなくなってきているので、首長族に会いに行ったけれど、住んでるのは首が長くない普通の人たちが住む普通の村になっているところも増えてきているとか。
ネットワーク網の拡大と共に、集団意識における個々の感情も多様化してきた結果、失われる個性と、更に複雑化する宗教性と民族感情というところでしょうか。
なんてプールサイドで物思いにふける今日この頃なのでした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光を込めて。
長谷川陽子