カッピングとは吸口がついた透明の玉を患部に乗せて吸引することで、玉の中を真空状態にして、

二酸化炭素や老廃物を含んだ血液や体液を皮膚の方に引き上げる療法です。


鍼灸やマッサージとはまた違って体が軽くなります。


私は現在、チェンマイのNooy先生のところでカッピングを受けているのですが、これがなんとも素晴らしい。


鍼灸院でカッピングを受けたりすると、吸引中は先生が席を外してしまって、皮膚の平たくない部分などの吸引しにくい場所の玉が途中で取れてしまうなんてこともあります。


が、Nooy先生はカッピングとマッサージを同時進行で行って下さり、完全マンツーマン制なので、安心して施術を受けられます。


そしてNooy先生の治療で特筆すべきは瀉血についてでしょう。


最初にカッピングを全体に施し、瀉血の必要な患部を特定します。。


※カッピングをすると、吸い口の形に皮膚が赤くなるのですが、ほんのり赤らむ程度なら問題なく、色がむらさき色だったり、どす黒くなると、そこには悪い血が溜まっていると言われています。


瀉血の方法は針で皮膚に瀉血口を作り、その上からカッピングを行うことで、悪い血液を体外に排出するのです。


さて瀉血を受けました。


治療用の針(1回使い切り)を取りだしてきて、


患部にブスブスブスブスッ!!!


いっ…痛て痛て痛て痛てっっっ!!!


何の説明も無く突然刺されて跳びあがらんばかりに驚きました。


ってか痛いっ!!!


針が太い!


この痛みは個人差があるようで、どうやらオケツ…汚血が相当溜まっていた様子です。


私の場合、何年も前にヨガの講義中に、十分な準備運動をせずに突然ハラアサナを行い(仰向けになってお尻を持ち上げて、足先を頭の方へ傾ける動作)頸椎を捻挫してしまったことがあります。


時間をかけて治したものの、現在子育てで14キロの息子を毎日背負っていたら、痛みが出ていました。


その部分が針で刺すともの凄く痛くて、カッピングするとドロドロの血がピューピューと噴き出していたようです。


何度も何度も針とカッピングで瀉血を繰り返すうちに痛みが和らぎ、首の痛みも驚くほど改善されていました。


フと先生の手元を見ると、血まみれのティッシュが山のように積まれていました(^_^;)


これは…クセになるかも(^_^;)


因みにNooy先生にはチネイザン(内臓マッサージ)でもお世話になっているのですが、先生のチネイザンもメチャメチャ痛いです。


けれど、効果はバツグン。


先生は英語は話すけれど日本語は話さないので、英語が話せない方にはちょっと敷居が高いかもですが、チェンマイに来て下さったらご紹介します(^・^)


Sirichan Clinic
www.sirichanclinic.com


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光を込めて。


長谷川陽子