2016年の4月に結婚式を挙げました。
旦那さんがタイ人なので、4月9日に東京で、4月25日にはバンコクで、
2回も挙げさせていただきました。
9日の東京のパーティには150人以上もご参加いただき、本当にありがとうございました。
25日のバンコクの式にも日本から駆けてつけて下さる方もいらっしゃって、本当にありがたかったです。
結婚式後、熊本の地震が起こり、結婚式の話は自粛させていただいていました。
おいおい、来て下さった方へのお礼の気持ちも込めて、写真のシェアなどしていきたいと思っています。
結婚式の前年、同じくらいの年ごろの方の死の報せがあり、また結婚式の後には大地震があって沢山の方の尊い命が失われると言う出来事がありました。
自分の結婚式を行うにあたって、「世の中には大変な人がいるのにそんなことしてていいのか?」と自問する気持ちもありました。
けれど、私たちの人生にとって大事な儀式でもありました。
空蝉(うつせみ。この世に生きる人間の意。)
人の一生はあっという間です。
魂は永遠に続くとはいえ、私たちがこの肉体を持って、この世に現れている時間は本当にわずか。
私は出会った全ての人たちに愛おしさを感じます。
時に反発しあう人がいたとしても、それすらも含めて、この世ははかなくて、美しい。
私が私として存在するこの一瞬、どれだけの人と喜びを分かち合い、笑いあえるか、そんな記憶が持てるか。
喜びの記憶。
残したいことはそれだけです。
結婚パーティの夜、私たちが入場したとき、
みんながいっせいにこちらを向いて満面の笑みで歓声をあげて迎えてくれたあの瞬間。
何にも代えがたい、一生の宝物です。
本当にありがとうございました。
愛と光をたくさん込めて
長谷川陽子