自分が「これは間違いだった」と思い至った時に

「今思えばアレは私を止める神様(やハイヤーセルフ)からのサインだった」

と言う人がいます。

それ言うと運気落ちますから気をつけてください。

思ったとしても言ってはいけない言葉(言霊)ってあります。

この世は可能性と可能性が重なって新しい可能性を作ります。

つまり、そうかもしれないし、そうでないかもしれない。

また、ヨガでは「この世はあなたの見る幻想」と言います。

つまりあなたがそう思うならそうということです。

そして、更に言うと「あなたが思う」わけですが、「あなた」がコントロールがされていないマインドを持っていて、色んなことを思っているとしたら、あなたを含めて「あなた」の見る世界は制御不可ということです。

あなたが「この経験は私にとって必要な経験だった」と前向きに感謝出来れば、その経験を生かすべく、新たなステージが用意されますが、

自分の選択や経験を否定して、しかも「高次元は私にサインを送っていた」と素直に責任を取ろうともしない人は運気が落ちるのもわかるかと思います。

間違えたなら間違えたと素直に思えればまだしも、自分の過ちを認めたくないばかりに誰かのせい(よりによって高次元のせいって^^;)にしてるわけです。

ところでご存知ですか?

高次元というのは、高次元のあなたです。

守護天使もスピリチュアル・ガイドもハイヤーセルフも光輝なあなたのあらわれです。

そんな存在が「あ~あ。だから言ったのに。」と一度のサインで無責任に投げ出したりすると思いますか?

あなたが絶対に行く必要のない場所ならば、高次はあなたを完全に阻止して、そちらに目も向けさせないでしょう。

高次元はいつもあなたにとって最高最善になるように働きかけてくれているということを忘れてはいけません。

確かに、魂の仕事から遠ざかろうとすれば追い風を作って知らせようとしたりはしますが、それすらもその人のレベルに必要なことであればそれは致し方ないことです。

ロールプレイングゲームなどでも、自分のレベルが低ければボスキャラ倒せませんから、遠回りしてでも経験値を上げる必要がありますよね。

人生は誰かとの競争ではありませんし、同じ人生を生きていない以上比べようもありません。

「そもそもあの経験はいらなかった。」と思うと、そこで話が終わってしまいます。

しかも、そういう時に限って「高次元のサイン」を持ち出すって「あ~私も違うと思ってたんだよ~」って言い訳してるに過ぎず、間違えすら認めようとしてないです。

(そもそも言い訳って…誰に言い訳してるのかって話です。)

失敗は成功の母

改善点は認めて改善することで先に進めるというもの。

素直に自分の経験を受け入れて、どのように次に活かせるか建設的に考えられると未来は明るいですね。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて

長谷川陽子