今朝、日本のニュースで親が幼児を虐待死させたというニュースがやっていて、胸が痛くなりました。
事件には被害者と加害者が存在し、被害者側にも色々なドラマがありますから、大人同士の事件に関して、良し悪しで判断することはなるべく避けるようにしています。
が、自分で自分の身を守れない子供に危害を加える大人の事件は大変遺憾に感じます。
ましてや自分の子供を虐待死させてしまうなんて狂気の沙汰です。
人間ですからあやまちはおかします。
親だって最初から親なわけではありません。
子供が所構わず泣き叫んだり、金切り声をあげて駄々をこねるとイラッとすることも多々あります。
怪我や病気の治療をしようとして暴れる犬猫に噛み付かれてキレてやり返す獣医はいません。
子供は子供で地球に来たばかりの乗り慣れない肉体で四苦八苦しているんだから、同じ土俵ではないということを知って、寛大になる努力が必要です。
魔がさすことは誰でもあります。
しかし、魔に支配されずに自分の主は自分でいることが大切です。
一歩踏み外しても光に戻れるように、心の声が聞こえるように、心にスペースを作ることが大切です。
私たちはこの世に降りてきて、智慧の伝授(の気づき)を行いあいます。
自分一人では何も気づけず、魂の成長にもなかなか繋がりませんが、相手を通していろんな経験をして、それをどう乗り越えていくかが私たちに課せられた使命です。
女性同士の方が異性間よりも理解しやすく、大人同士の方が子供と大人よりも理解しやすいのは当たり前です。
両極にいるものが理解し合おうとするのは時として困難なことですが、そこから得られる学びはいつも大きなものです。
子供は未来へつながる存在。
私たちと未来の橋渡しです。
どんなパスを出来るかは私たち次第というわけです。
未来に絶望せずに、子供の無限大の光に託しましょう。
悲しみや苦しみを背負わせないで、天真爛漫に育てましょう。
すべての人が心安らかに、相手を傷つけたい衝動を回避して魂の成長が得られるように祈ります。
愛と光をこめて✨
長谷川陽子