タイの実家はホットシャワーがありません。

どんな原始的な生活してんだよってカンジで、最初に嫁に来た時は

「発展途上国とは思っていたけど、一般的な中~上流階級の庶民の家にホットシャワーがないレベルなのか?」

と、ある種の覚悟を持たさせられたような部分でした。

が、実際はそこまでの第三国ではなく、一般市民の家庭には普通にお湯シャワーが普及しており、ウチにお湯がないのはなるべく自然と調和して生きたいという両親の方針でした。(お義父さんは真面目な仏教徒なので日本で言うところのヨガやってる人たちみたいなカンジといえば伝わりますかね)

経緯から話すとイチイチ話が長くなってしまうのですが、まぁそんなことです。

と、いうわけでチェンマイから帰ってきて早速水シャワーの洗礼を受けました。

久しぶりの水シャワーは冷たい。

冷たい通り越して水が刺すように痛い。

常夏といえども朝晩冷え込み、長袖が必要な冬のタイでの冷水シャワーはこたえます。

ここ数年は水シャワーにも慣れて、結構大丈夫になり、逆に気持ちよくなってきていたものでしたが。。。

水シャワーには強い浄化効果もありますので、瞑想にも適しています。

が、久しぶりに浴びたら頭が痛くなったり変な力が入って筋がピキンとしたりしてしまいました。

水シャワーに慣れたらお湯シャワーなくても平気でいられたのに、今はお湯シャワーなしの生活は嫌です。
{E88BB7FB-7B15-42A2-9871-AA350CB21A8E:01}
↑息子のお風呂。鍋に湯を沸かしてお湯を作ります。レモングラスやコブミカンなどのハーブを入れていい匂い。いいなぁ。


しばらく日本に帰って暖かいお風呂に浸かる幸せを実感してしまった後だから、余計辛いものがあります。

若い頃は「むしろその方がいい」なんて虚勢を張っていたかもしれませんが、いえいえいえ。無理ですってホント。

人を懐柔するのは簡単だなって話です。

最後まで読んで下さってありがとうございました。

愛と光をこめて✨✨✨

長谷川陽子