チェンマイの今日は息子と2人でチェンマイ・ブラリ。
連日、建築現場に通っていて、レックは現場の指揮や、手伝いで忙しそうにしていますが、私は目下息子の子守でやることはなく。
何かやることがあるとしても息子から目が離せないので、何も出来ず。
息子も最初のうちは建設現場でいろいろ物珍しく見て回ってましたが、何も触らしてもらえずにただその場にいるのはフラストレーションが溜まるもので、2人でご近所の散策を始めました。
ランチをしてから町を散策し続けていたら、一軒のタイマッサージ屋さんに行き着きました。
子供が生まれてからは、タイにいながらにしてほとんどマッサージに行っていません。
息子と散歩していて偶然見つけたのですが、数あるタイマッサージ屋さんとは一味違う趣きに私のアンテナがピピピピピ。
フラリと中に入ってみると、町のマッサージ師さんとは明らかに違う「先生」がいらっしゃいました。
通常、英語で色々書いてあるのに、そのマッサージ屋さんには一切英語がなく、先生もスタッフも英語は話せず、現地人向けのお店でした。
ううむ。これはあたりの予感。
超片言の私のタイ語でなんとか会話を交わし、マッサージを受けてみることに。
最初、1時間でお願いしたのですが、先生が私を一目見て「2時間は必要だから2時間受けなさい」とおっしゃり、2時間受けることになりました。
受けている間はお店の方が息子と一緒に遊んでくれていたので、2時間シッポリ受けられました。
最初は息子を寝かしつけようとしましたが、初めての場所で興奮して寝そうになかったので、私が施術を受ける部屋の隣の庭でお店の人が遊んでくれました。
最初は玉石で遊んでる音が聞こえるもんだから、玉石を呑み込んでしまって喉に詰まらせたらどうしようと気が気じゃありませんでした。
タッタッタと走り去る音がすると、庭から脱走して道路に飛び出したんじゃないかとドキッとしたり。
無音になってもいなくなったんじゃないかと心配してて。
イチイチ跳ね起きて窓の外を確かめていて、
とにかく一瞬も気が休まらずにいたら
先生が「大丈夫だからスタッフに任せて少し眠りなさい」と言ってくれました。
そこではじめて自分の身体が緊張で硬くなっていることに気づきました。
子供が出来てからは、変な体勢で寝て、夜中も何回も起きる毎日。
日中もいつも息子に目を配っているので、何か他のことに全神経を集中させることはなくなり、大切にしていることの優先度が変わりました。
泣き声に敏感になり、頭痛や肩こり腰痛とも騙し騙し付き合っています。
知らず知らずのうちに、それらのことが当たり前になりました。
マッサージに行ってもクイックマッサージ的に神経を休めることなく受けていたことに先生の一言で気付いたのです。
そっか~。
気ぃ抜けなかったんだな~。
私は海外に住んで慣れない子育てをして( いい加減慣れてきたけどね )、頼れるのは旦那さんだけですが、母親に甘えられないのが寂しくもあります。
気弱になるとこういう事考え始めるから、親に会えない人は沢山いて、日本にいても遠くてなかなか会えない人や、近くてもなかなか会わない人もいるんだからと自分を励ます時もあったりなかったり。
近かったら近かったで有り難みを感じないものですしね、これがまた^^;
だからまぁそんなものかとも思うのですがね、結局のハナシ。
まぁ、「眠りなさい」とは言ってもらったものの、やはりどうしても外の息子のことが気がかりで眠ることは出来ず。
息子も部屋の中に入れてもらいたくて、ドアをノックしたり、ノブをガチャガチャしたりしてて、それでも泣いたりグズッたりしないのは、一生懸命良い子にしてるからなのも感じ取れるので、どうしても落ち着かず。
そんな中でもお店の方のご好意に甘えて、ゆっくり受けさせてもらいました。
施術終わって庭に出てみると、ギョエ…。
庭がほじくり返されてエライことになってました。
これは~^^;
本当にすいません!
全然嫌な顔一つせずにニコニコ対応してくださったお店の方に心から感謝です。
本当にありがとうございます!
本当に人の好意の上で生きてるなぁとまた人の優しさが身に沁みたのでした。
大悟も本当にありがとう!!
愛と光をこめて✨
長谷川陽子