昨晩はベッドに横になったものの、すぐに眠れずに目を閉じていました。
左隣りには息子が、その向こう側、息子の左側には旦那のレックがいて、2人とも規則的に寝息を立てており、しばらく2人の寝息を聞いていました。
やっと眠れそうになってきた時に、ふいに「あ、嫌だなこのカンジ」という感覚が湧き上がり、腕がグーッと重くなってきました。
あまりあることではないのですが金縛りにかかりそうな感じがして、すぐに腕をふって金縛りをときました。
身体が物凄く疲れてる時は金縛りにかかりやすいなんて言いますが、特に疲れてるわけでもなく。
(むしろマッサージに行った直後で結構快調)
現在、滞在しているのはチェンマイにある大きな長期滞在型の宿ですが、「毎日沢山の人が出入りする施設なので変なものが入り込んだのかもしれないな」
…なんて考えながら、また眠りそうになると今度は頭が押さえつけられるようにグーッと沈み込んでくるので、またあわてて気を祓う動作を繰り返す、そんなことの連続でした。
目を開けて隣りにいる2人を見てみたら、そんなこと全くおかまいなしにスヤスヤ寝入っていました。
部屋の四隅に浄化結界張ればよかったなと今更ながら思いつつ、寝たままの状態で意識を広げて部屋の浄化を行いました。
そしてしばらくすると、突然左側から眩い光が輝き始めました。
光が輝き始めてすぐに直感的に「あ、これでもう安心だ」と思いました。
自分の感覚がその光を「良きもの」と教えてくれたのです。
自然に張り詰めていた自分の気が緩むのを感じながら、光はどこから来ているのか観察をしてみると。
光は息子を越えて、レックから発されていました。
沢山の色のプリズムがキラキラした美しくて強い光が少しずつ強さを増していき、最初は視界の左側だけが輝いていたのが、どんどん広がっていき部屋全体を眩く輝かせ、私の外側だけでなく内側も光で満たされました。
それはいわゆる、レックの守護天使(ガーディアンエンジェル)の後光とでもいいましょうか。
レックは過去にこの守護天使に幾度となく命を救われていて、守護天使と強い信頼関係を築いている話は何度も聞いていましたが、こうやって実際にエネルギーに触れてみると、なんとも清々しい。
一瞬にして禍々しい気を祓って、絶対の安心感を与えてくれる、まさに人智を超えた存在なのでした。
ナルホド。こういう存在が近くにいたら、そりゃ信じるようになるな。
ところで守護天使はいつもそばにいるのではないのか?
もしいつも近くにいるのなら最初から邪気は近寄れないのではないのか?
とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
守護天使はいつもそばにいます。
が、人間のように物質ではないので、ここにもいるけどあっちにもいるとでも言いましょうか。
物質的に表現するなら大気に融けてるような存在です。
いつもいつも守護天使が護ってくれていれば、人生は思うように運んで怪我も病気もなく成功しっぱなし…という風にいくかというと、そういうものでもなく。
体操でもフィギュアスケートでも競技しなければ点数は入らないしメダルも採れません。
転んで痛さや屈辱を知りながら転ばないようにする努力を始めます。
人間的には無い方がいいけれど、学び的には怪我や病気が必要な時もあるわけです。
ですから守護天使はいつも皆さんの魂の旅が安全で快適で楽しいものであるように方向性を示しつつ見護りながら時々ちょっと助けてくれる、応援団であり、コーチであり、お母さんであり、自国の採点係(←採点が甘め^ ^)みたいな存在なのです。
それで話戻しますが、
いわゆる周波数のようなものがあります。
チャネリングなんて言葉がありますが、
ラジオのチャンネルをあわせるように周波数をあわせると天使とつながるわけです。
私が肉体を持って存在する物質次元では、物質の影響を強く受けます。
天使は物質次元の存在ではありませんから、肉体は持っておらず、物質次元で強く影響をもたらすのは大変な作業です。(高次元ではたえず働き続けているので作用も起こっています。)
私の旦那さんのレックが守護天使に助けられたと実感している場面などは九死に一生を得るようなギリギリの場面で、そういう時に人は火事場の馬鹿力が出ます。
火事場の馬鹿力は自分の限界をも人間の限界をもはるかに超えた、「領域を抜けた力」瞬間にあらわれます。
つまり物質次元抜けちゃってるわけです。
守護天使が高い高い次元の存在で、人間は低い低い次元の存在で(人間を下げてるわけではないですよ。現れ方の話です。)、両者がその中間地点で出会ったみたいなことです。
というように、まるで空中ブランコのように、天使はいつもこちらに向かって手をさしのべていますが、こちらがあちらに手を伸ばさなければ協力態勢は生まれないので、何も発動しないとも言えるのです。
普段から祈る人々、高い次元に生きようとする人々は物質次元をこえて、もう一人の私である高次の存在と繋がれ、彼らの助けを借りて、彼らと協力して生きていけるのです。
ところで、今回あらわれたのは私の守護天使ではなくて、旦那さんの守護天使だったというのが自分的に面白いところです。
旦那さんの守護天使が私を助けてくれたんですね。
夫婦は2人で1人と言いますが、そのことを実感させてもらえるような出来事でした。
良いことも悪いことも分かち合っていくわけで、そういうことは何度も起きてくるわけですから、その度に「この人でよかった」と確認しあっていくんでしょうね。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子