義父は朝晩2~3時間読経を欠かしません。
早朝まだ辺りが暗い時から読経が始まり、
我々の寝室は義父の部屋の隣なので
私はいつも読経の声で目を覚まします。
我々がチェンマイやカンチャナブリに出かけるときは、「行ってらっしゃい」の挨拶の代わりに部屋で読経して旅の安全を祈願してくださいます。
義父は既に仕事を定年退職しており、残りの人生を神様へ捧げるようにして生きています。
多くを語らず、いつも家族の健康と平和を祈り、神様へ祈りを捧げ続けるその姿はとても平和で穏やかです。
聖典や経典には、一般生活をしながら神様への奉仕をし続ける徳の高い人達の話が良く出てきますが、生身の肉体を持って、両方を完璧にこなすのは本当に本当に困難なことです。
私も神様のことだけ考えて生きていたいのに、三次元も頑張らないといけなくて、特に三次元では不器用極まる人間なので色々スムーズに行かず、「はぁ~あ」なこともあるのですが、肉体が動く今、三次元頑張らないと全ては机上の空論で終わってしまい、本当に意味がないので、頑張っとります。
私の生徒さんたちもいつも葛藤しながらも、真摯に取り組んでいて、本当に頭が下がります。
若い時から神のことを考えながら、でも人間生活も頑張って、歳をとったら準備が整い、本格的に神に捧げる。
こういう人生を歩みたいものです。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
愛と光をこめて✨
長谷川陽子