息子が傘を振り回して遊んでいました時に事件は起きました。
旦那さんが息子から傘を受け取ろうとしたのですが、息子の手が傘の先端を離さなかったために、はからずも先端と本体で引っ張り合うような形になってしまいました。
その勢いで傘の先端のプラスチック部分が外れ(「露先」と言うらしい)、プラスチック部分は息子の手に残り、傘の骨組みの金属の先端が「しなって」息子の目付近をかすめてしまったのです。
私は少し離れたところで洗い物をしていて、その瞬間を見ておらず、何が起こったか分かりませんでした。
息子も烈火のごとく泣いたりはしなかったのでそんなに緊急なことにも感じませんでした。
が、旦那さんが静かに動揺しているのを感じ取り、何事かと見てみると、まぶたが軽くスーッと切れてる。
…ナヌ。
これ数ミリずれてたら大事やん!
…と思ったのですが、明らかに旦那さんが動揺してるのを感じ取り、騒ぎませんでした。
こういう時、当事者が一番辛いし、加害者意識だって生まれるものです。
状況も知らないのに無責任な言葉で騒がれたりしたくないですよね。
(本人が一番よく分かってるんですよね。周りからとやかく言われると腹がたつ。)
旦那さんは注意深い人なので息子に怪我させるのうちでは珍しいことです。
旦那さんは息子を抱き上げて「ごめんね」と謝りながら「大悟には良い天使がついて護ってくれてるんだ。よかったよ。本当にありがたいことだね。」と何回も言っていました。
こういうこと言う旦那さんで良かったと思いました。
不注意で息子に怪我をさせるのはいつも私なので、旦那さんには「ここ気をつけろ」などとよく言われているので、自分が怪我させてしまったことで旦那さんはショックを受けてるようでした。
本当に目に当たらなくて良かったです。
息子のためにもモチロン、優しい旦那さんのためにも大事に至らなくて良かったと思いました。
それにしても、基本的にみんな五体満足ですが本当にこれって奇跡だなと思います。
特に子供は「怖れ」がないから、本当に危なかしくて目が離せません。
高いところから飛び降りようとするし、刃物で遊ぼうとするし、車がビュンビュン飛び交う道に飛び出そうとするし、熱いものにも平気で手を突っ込もうとするし、
見ているこっちはいつもヒヤヒヤしています。
「注意1秒怪我一生」なんてよく言いますが、
本当にどんなことがあるかわからんもんです。
だから、「自分たちがこうして五体満足に育つことが出来たのは親のおかげなんだね」と2人でしみじみ話したりしました。
因みに「傷口腫れるかもだから冷やしたほうがいいよ」と言って氷を入れた濡れタオルで傷口やリンパ節を冷やし続けて、嫌がる息子を追っかけ続けて、「いやいや少なくとも1時間は冷やしたほうがいいって」と1歳児に説明し続けて、傷心ムードを打ち破る私。
これを職業病と言わずしてなんと言うのか^ ^
もうちょっと母親らしい態度とかあるだろがと自分で自分に突っ込んだりしとりました^^;
おあとがよろしいようで😁
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて送ります✨
長谷川陽子💖