今日はKIN211。
私のマヤ暦の誕生日です。
(日付け変わったから正確には昨日ですが…)
ハロウィンに誕生日ってのがなんとも私らしくて一人でニヤリとしとります。
今日はレックのダイビング時代のボスに会うためにバンコク市内に行きました。
ハロウィンのために街はエラい賑わってました。
約束まで時間があったので、ランチをしようとしたら辺りにマックしかなくて、まさかのマクドナルド^^;
銀河の誕生日にマクドナルド。
マクドナルドだって宇宙の一部なんじゃい。
好き嫌いで差別しちゃいかんのは分かってるけど、でも肉体的には宜しくないんだよ~。
そんな否定的なことなんて考えてるけど、10代20代に散々お世話になっときながら、ちょっと健康的な仕事してるからって自分の過去すらも否定してしまうのかよ~。
…というお告げなのでしょうか。
(多分違いますね^^;)
それにしてもマクドナルド超賑わってます。
マクドナルドで激辛チキンバーガーを食べてたら、窓の外にホームレスの親子がいて子供が遊んでいたのですが、
ウチの息子を見つけると(息子にはマックあげてません^^;)窓の外から、息子に愛嬌をふりはじめました。
息子も興味津々で見入ってました。
店の中には欧米人観光客やスーツ姿のタイ人などでごった返しており、店の外にはマックはおろか食べ物もロクに食べられない人がいて、世界が窓ガラス一枚で隔たれているという不思議な光景でした。
レックがホームレスの子供にハンバーガーを買ってあげようとしたので、
「ハッピーセットにしなよ。オモチャついてるし。」と言ったら
「オモチャなんて食べられないから、オモチャは大悟にあげて、食べ物をあげよう。」「食べ物とは別にオモチャだって欲しいでしょ。オモチャもあげなよ。」
「でも外は暑いから、やっぱりアイスクリームにしよう」
なんてやってる間にホームレス親子はどこかに去ってしまいました^^;
それにしても街にはホームレスが多い。
乳飲み子を連れた女の人や、学校に行けない子供、足がない人などが路上に座って物乞いをしていました。
あぁ東南アジアってこうだったな。
バックパッカーの頃はよく目にした光景でした。
最近はバンコク市内には本当に用があるときしか来ないし、来ても車なので街を歩くことなんてほとんどないので、忘れていました。
物乞いって街の中に集まるんだな~。
私「政府がやってるホームレスの救済施設とかあるの?」
レック「貧しい人のサポートセンターはあるけど、ホームレスのはないよ」
つまり、働く気がない人へのサポートはないそうです。
スラムドッグミリオネアという映画を見たことありますか?
物乞いの子供に同情させるために、子供の肉体に傷をつける(肉体の一部を切断したり、使えなくしたり)という行為をする人非人が現実にいるそうです。
この話を思い出すたびに、そういうことを思いつき、実際に行う人間の思考について考えてしまいます。
因みに、歩いていたらたまたまエラワンシュラインの前を通りました。
ここは先日、爆発があったところです。
ニュースで観てると他人事だけど、実際に見ると突然現実味が増します。
目の前のエラワンシュラインは美しく飾られており、爆発のあとは微塵も見られませんでした。
しかしそこにあるエネルギーはとても強いものでした。
テロに屈しないという強さがみなぎっていました。
微笑みの国タイと言われていますが、
信仰心の強いタイ人は神への冒涜行為を本当に嫌います。
何百年も前、タイに侵攻したミャンマーがタイの宗教建造物を破壊し、仏像の首を斬りまくったことにより、タイ人はいまだにミャンマー人を嫌っており、そのことを持ち出します。
エラワンシュラインはすぐに建て直されて、沢山の花が捧げられ、沢山の参拝者で賑わっており、以前より煌びやかに甦っていました。
タイ人の芯の強さは宗教心です。
どんな時も笑っていられる懐の深さは神への信奉。
神へつながる道は一つではありませんが、神は一つ。
全ては一につながりますから、
人の神を冒涜するのは
自分の神への冒涜にもつながる
と知るべきです。
犠牲者の方の魂がまっすぐ光となりますように。
また遺族の方のお心が安らぐようにお祈りします。
というわけで、なんとも学び深いハロウィンの銀河の誕生日なのでした。
愛と光をこめて
長谷川陽子