「そうか~魚食べたいか~。」
魚を食べたことのない息子が魚の味を知るわけはなく、魚を食べ物と認識していることすら不思議な話です。
となってくると、食べたいという欲求というよりも、食べる必要性があるという要求の訴えであった気がしてきます。
確かに魚にはDHAやDPAなどの貴重な栄養素が沢山含まれています。
それじゃあ魚を食べさせようかな。
さてなんの魚にしよう。
やはり白身がいいんだけど、
タイで一般的な魚はシーバスとかグルーパー。
なんかしっくりこない。
その途端、頭に閃いたのがアジ。
「あ~!アジがいいね!そうだそうだ!アジにしよう!」
ということで、アジを買いに行きたかったのですが、タイの家は日本のように「ちょっとそこまで」と簡単に出かけることが出来ません。
んでレックに「大悟が魚を食べたがってるから、魚を買いに行きたい」と伝えると、案の定「もう夕方で渋滞の時間だから、大悟には明日まで待ってもらえ」という返事が。
「大悟~ごめんだけど、今日は魚食べられそうもないよ。」
といいながらキッチンの冷蔵庫を開くと
なんとそこにはアジが入ってるではないですか。
奇跡!
弟が夕飯のために買っていたようなので、
早速大悟にアジをわけてもらい
レックが焼いてくれました。
目の前でジュウジュウ焼かれるアジに大興奮の息子。
肉を食べると三次元に引っ張られるので、霊性をあげる修行中はベジタリアンでいることが望ましいです。
この視点からベジタリアンを続けていると、肉食であることに否定的な感情を持ち始めることも少なくありません。
しかし息子を見ていると、良し悪しなく純粋に本能で摂りたがっているのが感じられて、複雑な感情は取り払われて、自然なきもちになったのでした。
さて、魚が焼けて、レックが大悟のために小骨を取り除いてあげました。
が、待ちきれずにデカイ魚をむんずと掴んでバクバク食べ始める息子。
ワイルド^ ^
夕飯に魚を食べた息子は普段なら寝る時間を過ぎても全く眠る気配を見せずに飛んだり跳ねたり叫んだりして大ハッスル。
マクロビの研究では、野菜を食べている人は温厚で肉を食べているとアグレッシブになると言っていますが、魚肉でも普段食べていない子供にとっては肉のような効果があるのでしょうか。
因みに魚を食べると魚のように動き回るとも言っていますが、確かにこの日はベッドの上ででんぐり返ししたり、走り回ったりして落ち着きゼロになっていました。
食べ物が人に与える影響は甚大であることが明快に伺えたのでした。
ベジタリアンの親が子供をどのように育てるかというのは尽きない話題だと思いますが、
たくさんのエネルギーを必要とする子供には肉や魚のようなエネルギー源も必要な気がしました。
タイに住んでいると肉食を避けるのはかなり至難の技なので、納得出来ると助けになります。
最後まで読んでくださってありがとうございました^ ^
あいとひかりをこめて💖