前回、「タイ人は単語で会話する」と書きました。

「open it (そこ開けろ)」

「hold hold (持っとけ)」

「soy souce(醤油)」

日本語に訳すと完全に亭主関白なオヤジです。

うちの旦那さんもこのタイ人英語を話します。

本人は悪気がないし、元来は紳士的な性格なのですが、これだけ聞くとかなり命令的な荒々しい口調にも聞こえますよね。

普段はいいけれど、機嫌が悪い時に聞くと最悪です。

ところで、時々紹介してますが、旦那さんのお母さんは外国人です。

お義母さんは接客の仕事をしていることも手伝って、流暢でキレイな英語を話します。

お義母さんも、ちゃんとした英語を子供達に教えたかったそうですが、お義母さんが嫁いできた時代はまだ嫁がぐいぐい前に出られない封建的な時代だったのか、家の中ではタイ語を話さないといけなかったようで、息子たちに英語を教えることが出来なかったそうです。

(お義母さんは某大手タイシルク屋さんのマネージャーをしていて、アラブの王族の接待などもしているようです。その英語を何故息子たちに教えなかったのか。残念^^;)

お義母さん曰く、息子たちのタイ語はすごく礼儀正しいタイ語なんだそうです。

でもタイ語分からない私にはそれ伝わらないという悲しい話😥

でもこのままでは息子の教育にも良くないので、旦那さんに「could you?とpleaseを使って」と伝えました。

「もしcould you? pleaseつけないと私動かないからね」と言ったのですが、

長年の条件反射ってこわい!

「pass me(よこせ)」と言われると

考える間もなく渡してしまうのです。

「あ、しまった!「pleaseは?」っていうんだった!」と行動してから思うので、いつも時すでに遅し。

しかしレックの私へのオーダーの仕方が、まるでメスを所望する医者と助手のようとでもいいましょうか。

頭で考えるより早く行動してしまわさせられている自分がいます。

横断歩道がない道を渡るときも「gogogo!」と言われると、何も考え間もなく急いで動き出してしまう自分がいます^^;

その姿はさながら軍隊の兵士のよう。

軍隊では上官の指揮に素早く動くことの出来る敏捷さが求められます。

そういう見方をしたら、私は凄いいい動きをしていることに。

つまり、こっちが調教されてんじゃん(O_O)

でもこれ、本当に兵隊みたいな気分になるから嫌なんです。

ここは軍隊じゃなくて家庭だから!

スウィートホームだからっプンプン

「もう軍隊は解散よ!これからは私があなたにハッピーに接せられるようにあなたもpleaseつけて紳士的に話して!」

と言いましたが、果たしてこの軍隊グセは抜けるのでしょうか^^;

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光を込めて^ ^

長谷川陽子ラブラブ