タイ人は主語を省略して会話をします。

例えば、英語では主語抜きには会話は成立しませんよね。

I go to a bank.

私は銀行に行きます。

あ、そうですか。

ってなハナシですが、

これが、タイ人の場合。

go to bank.

なのです。

誰が行くのか、何のために行くのか、いつ行くのか、何もわかりゃしない。
(aとかtheの冠詞に至ってはそんなものは存在しないもののようです。日本にもないからこれは気持ちわかるけど。)

タイ語の文法をそのまま英語にしてるから、こんなカンジになるのですが、それにしても情報が少なすぎる(O_O)

例えば、「can you ◯◯?」(◯◯出来る?してくれる?)

の返答が「can.」(出来る)。

簡潔でいいけどさぁ。

もうちょっとあるでしょうがよ(O_O)

会話しようって気があるのか不思議になる時があります。

さっきの「go to bank」に戻りますが、

「go to bank」が「銀行行かなきゃ」という独り言のときもあり、

「go to bank」と言ったのにスーパーマーケットに辿り着いたりして、「話違うじゃないのよ」「あれは独り言だ」みたいなことも日常茶飯事です。

例えば友達と一緒だったとします。

突然友達と別れて歩き出す。

その時に一言「銀行行く」と言われると

我々が行くんだと思いますよね。

それがまさかの友達が銀行行く間、我々は暇つぶししてるということもあります。

しかも、友達と別れたんだと思って、丁寧に挨拶したら、友達が戻ってくるなんてことも普通なので、本当に説明不十分とはこのことだなと思います。

しかし、こんなことは日常茶飯事な上に

詳細知るためには何度も質問しないといけなくて、その上知ったところで「へ~」くらいにしかならないので、

だんだん深く追求しなくもなってきます。

それでも銀行行くときは

go to bankではなく、

I wanna go to bank. could you come with me?

「銀行行くからちょっと付き合って」

くらいは言って欲しいものです^^;