10年近く前のこと。
瞑想のグルと共に北海道の山の中で瞑想合宿をしていました。
その時、グルの強烈なシャクティパットを受けて私のサードアイは活性化がはじまり、その時にいろんなヴィジョンを見たのでした。
自分が空に広がって満天の星の一つになったと同時に、小さな虫になって何千という小さな蟻のうごめきに混ざったり、植物の茎を伝うアブラ虫の大群になったり、はたまたアフリカサバンナのライオンやチーターなどの肉食獣になって狩りをしたり、シマウマやヌーなどの草食動物になって狩られたり。
これらのことがいっぺんに起こりました。
私はそれらのヴィジョンを見たときに、地球上の生き物たちの躍動に、太古の記憶のようなものが呼び覚まされ、肉体を持って地球に生きる喜びの感覚や、万物に対する「」の感覚が細胞まで広がり、興奮を覚えたものでした。
ところで、瞑想初心者は「視える」ものに心を奪われがちです。
瞑想を行うと恍惚感が広かったり、ヴィジョンが見えることもありますが、そういうものを求めて瞑想をしてはいけません。
それらを追い求めると現実逃避のツールとして瞑想をつかいはじめてしまったりする人も出てきてしまいます。
それはすなわち、「現実は逃避したい辛いものである」という間違えた概念を自己に植え付ける結果にもなりますので、
それは瞑想の本来あるべき姿ではありません。
が、当時の私は瞑想も始めたばかりで、瞑想が与えてくれる「ギフト」にすっかり魅了されました。
まぁそんなわけで、早速自分が今見たものを当時、一緒に学んでいたCちゃんに話しました。
私の話を聞いたCちゃんは「凄い凄い!私もそれ見てみたいです」と共に大興奮(したかどうかは定かではありませんが^^;)。
Cちゃんはヨガ修行仲間で、ダーマミトラー・ティーチャーズトレーニングで寝食を共にし続けた、既に深いつながりの出来ている気心の知れた友人でした。(ブログに何回も登場している奈良のあの子ね)
そこで私たちはあることを試してみました。
私は友人に手で触れて、共に目を閉じました。
そしてCちゃんと波動をあわせ、自分が今見たヴィジョンをCちゃんに送信しました。
するとCちゃんは私と同じヴィジョンを視ることが出来たのです。
私も最近になってCちゃんにこの話を聞くまでは、この出来事を忘れていましたが、そんなことを誰に習うわけでもなくやってたことに驚きました。
何年も後になって、生徒さんと周波数をあわせることで、視えやすくしたりするお手伝いをしていましたが、無意識のうちに昔からやっていたわけです。
これが過去世の経験を無意識に使っているということなのでしょうが、それは置いておいて。
というわけでCちゃんは私とヴィジョンを共有したわけですが、この時Cちゃんは軽くパニックに襲われたそうなんです。
突然眼前に広がる虫の大群に気持ち悪さを覚えたそうです。
ナショナルジオグラフィックのテレビチャンネルなんかで虫のクローズアップされた映像が出てきたりしますよね。
触覚や複眼や口のギザギザしたカンジとか、黒光りするカンジとか、
あれを女子的に観て瞬時に「気持ち悪い!」と思ったそうなんです。
そうか。
そういう風に取る人もいるのか。
一つの情報には必ず陰陽極性が含まれているので、どちらで取るかはその情報に対しての自分の心が関係するということでしょう。
Cちゃんの場合はたまたま虫のアップに気持ち悪さを感じてしまったのでしょう。
気持ち悪いもの、グロテスクなものはこの世に沢山ありますから、何の説明もなくいきなり見させられたらそういう風に受け取っても不思議はありません。
私は映像と共に生命の躍動を感じたので、
今考えれば、伝えられたのは二次元的な映像としての情報のみだったので、感情としての情報も一緒に伝えられればまた違う結果だったのかもしれません。
大変興味深い話です^ ^
と、独り言のような話でした。
必要な人にとっては必要な情報だと思いますので書き記しました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます

あいとひかりをこめて

はせがわようこ
