自分が母親になって、

子供だったときのことをちょくちょく思い出すようになりました。

それと同時に今までとはちょっと違う視点で親のことも見るようになりました。

今までは子供の視点のみでしたが、今は子供の視点と親の視点が入り混じるようになったのです。

例えば小学校のときのことです。

母に怒られてはじめて家出したことがありました。

でも怖くて遠くに行けなくて

泣きながら家の下に隠れていました。

そのうち日も暮れてきて、帰りたいんだけれど帰れなくて。

そのうち父が帰ってきました。

自分一人で家に帰る勇気がなかった私は

「お父さん!私に気づいて!」

と物陰から念じたりしましたが、

思い虚しく

父は家に入っていってしまいました。

ところが、ものの数秒もしないうちに父が家から弾けたように飛び出して来て、凄い速さで走って遠くに消えてしまいました。

「私のことを探しに行ってくれたんだ」

とすぐに分かって、

私はすぐに家に帰りました。

母に怒られることが怖かったのに、それよりも父が心配してることの方が一大事に感じられて怖さが吹き飛んだのでした。

あんなに慌てた父を見るのは後にも先にも一度きりです。

…と、これは以前からよく思い出していた、「お父さんに愛されている想い出」です。

女の子はパパっ子になると言う説のとおり、私もご多分にもれずパパっ子でした。

母に怒られるといつも父に甘えて逃げていたので、(それでまた父ちゃんが甘やかすからわがままな子になった!…と人のせいにしてみる^^;)頭ごなしに怒る母の気持ちは理解できませんでした。

お母さんの気持ちがやっとわかるようになったのは自分が母親になってから。( 遅っ^^; )

この世には子供の視点では見えないルールが沢山あります。

甘やかすだけが子供にとっていいことではなく、

ダメなこと、危ないことは時に厳しく叱りつけないと、子供にはわかりません。

父と母とで飴と鞭を演じてたんですよね。

飴しか受け取ろうとしてなかったわけで。

今になってわかる母の愛^^;

遅っ。

また、留学していたときは

お母さんがいつも電話で励ましてくれました。

「故郷に錦を飾る!」と強気で出て行ったのに、いろんなことが思うように行かなくて弱気になっている私を母はいつも励ましてくれました。

いつも一番の相談相手で、

どんな弱みも見せられる。

そしてどんなことがあっても私の味方でいてくれる、心強い存在。

それが私の「お母さん」です。

大悟が生まれた時も喜んでくれたなぁ。

親の愛を受け取ってきたから

私たちも子供に愛を渡せるんですね。

同じように愛して見守っていけばいいんですよね。


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どんなに求めても親と過ごしたあの時間は戻ってこないから

私も子供との一瞬一瞬を大事にしようと思います。
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この子にとっては当たり前の時間かもしれないけれど、大人になって親になった時に、

またこの時間を思い出してもらえるように

たくさんの思い出を作りたいです。
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たくさんの言葉をかけていきたいです。

お父さん、お母さん

ありがとう😭

これ書きながら鼻水ジュルジュル垂らしながら涙流してます。

レックが横で無言で心配してるので、そろそろやめておきます^^;

あ、お母さん、

5月に来るときは大悟に新しいしかけ絵本など、お願いいたします。

なんつって😁

最後まで読んでくださってありがとうございました。

全ての父と母と子に

あいとひかりをこめてハートから送ります💖✨💖✨

✨はせがわようこ✨