タイのソンクラーンはもともと仏陀の像や、目上の人の手に水をそそぐ儀式でした。
インドでは親の脚を洗う行為が親孝行とされていますから、それがルーツなのではないかと思います。
それが今や老若男女入り乱れて水のぶっかけあい。
これは一体なんだろう???
スペインの牛追い祭りなどのように
突然ラテンな催しとなって水ぶっかけあいたい観光客が、世界中からやってきます。
それにしても、この期間のタイ人のはしゃぎようが本当にすごい。
この日のために超巨大な山車が出て、町中に放水しまくります。
人々も狂ったように水かけあいます。
これは一体なんだ^^;
なぜそんなに水かけあうんだぁ。
そしてそこで
水というと思いつくのが
禊( みそぎ )。
禊とは、水で身体を洗い清め、罪や穢れを落とす儀式です。
仏暦の新年行事に水のぶっかけあい。
これは禊なのかもしれません。
上司や部下というしがらみも飛び越して
他人同士という遠慮も飛び越して
お互いに水ぶっかけて国中の人々が浄化しまくって一年をはじめる。
それがソンクラーンの正体でしょうか。
なんてこった^^;
タイやっぱりぶっ飛んでるわぁ。
ソンクラーンの間は繁華街なんかは狂乱状態になりますが、これは憑き物が表層化してるとも言えます。
洗い流された魑魅魍魎が地表に出てる時でもありますので、やはり騒がしいところには近寄らないに限ります。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
あいとひかりをこめてハートから送ります💖
はせがわようこ