前回、タイの仏暦について書きました。
タイのカレンダーは「仏滅起源」。
「仏滅起源」とはお釈迦様が入滅された日 ( 年 ) からカウントをはじめます。
仏滅というと日本では「縁起の悪い日」と考えられていますよね。
私も仏滅そのものの意味を考えずに今日まで生きてきましたが、タイの仏暦を調べていてハッとしました。( 大げさ?いや、こういうことばっかり考えて生きてるんですよ^^; )
仏滅とはお釈迦様が入滅された日なのであれば、縁起の悪い日とは一概に言えません。
人の死は忌事。陰です。
物質次元においては近しい人が去る日なので、確かに縁起の悪い日かもしれません。
が、重い肉体を捨て去り、魂に戻る。
すなわち高次元意識とつながり直すわけですから、去る側にとっては特に悪いものではありません。
ですので、これは遺された人々の心の問題となるわけですが、遺された側にしたって身内から神とつながる人が出るわけですからやはりそうそう悪いものではないわけです。
(とはいえ、目にみて触れた人がいなくなるのは、物質次元の我々にとってはどうしたって辛いものですが)
ですので、仏滅を「仏が滅するくらい最悪な日」と捉えるか、
「仏が個を捨て去り、全に広がった素晴らしき日」と捉えるかで、
全然意味あいが違うようにも感じます。
とはいえ、物事は全て陰陽としてあらわれる物質次元ですから、両方の意味を持っていると捉えるのが正解かなと私は思います。
まだ終わらないよ!
次も読んでね😁