今日はタイの新年「ソンクラーン」です。
ソンクラーンというと街中いたるところで水のぶっかけあいをしているというイメージですが^^;
今日はソンクラーンの起源について調べてみました。
そもそもタイでは「タイ太陽暦」というものを採用しています。
これは西暦より543年遡って仏滅起源で考えられます。
仏滅起源!
とは、仏陀が入滅した年。
そうか。仏滅ってブッダの入滅した日か。
全然気づかなかった^^;
「仏滅」という言葉は日本では「縁起の悪い日」とされていますよね。
ところがタイではそこをゼロとしています。
スタート地点として考えているんですね~。
国が変わればなんとやら。。。
カレンダーに仏滅起源が採用されたのは1912年。ラーマ6世の統治の時でした。
それによって、タイの領土だったラオスやカンボジアにも仏滅起源が伝播しました。
ちなみにスリランカやミャンマーでも仏滅起源は使われていますが、タイとは一年の差異があります。
タイでは入滅した年をゼロとして翌年から1年と数えていますが、ミャンマーでは入滅した年から1年と数えているためです。
さて、仏滅起源の暦を見ると、ブッダの入滅した年は西暦より543年前ということがわかります。
西暦はイエス・キリストが生まれた年の翌年を元年としています。
つまり、ブッダの方がキリストより543歳年上っちゅうことですね。
こういう話をしているとブッダやキリストの存在がにわかに現実味を増してきますね^^
それにしても、タイのカレンダーには西暦も仏暦も書いてあるわけで、ものすごく意味深に感じてきます。
仏暦は仏教の研究上、都合が良かったから導入されたそうです。
今年は仏暦2558年。
お釈迦様はこの世を去ってから5000年後に新しいブッダが地球にやってくると言っていました。
お釈迦様が入滅されてから今が2558年めですから、あと半分です。
タイの仏暦を見るとそういうことがわかるわけですね^ ^
最後まで読んで下さってありがとうございました

あいとひかりをこめて
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はせがわようこ
