某ヨガスタジオのトレーナー時代に、
「100人のインストラクターのテストをいっぺんに見る」
という荒技をしたことがあります。
2人1組で、片っ方が生徒役だったので
実際は50人ですが。
通常レッスンのテストは一人一人行います。
が、当時私が担当していたレッスンの新プログラムが全店同時開始だった為に、全店のインストラクター数百人に一気に新レッスンを取得してもらわないといけないということがありました。
今思い返しても無茶苦茶な話ですが、私の尊敬する大先輩の山本さんが会社のめいに従うと言うので、先輩が行くなら後輩も後に続くのは当たり前という話で大決行したのでした。
(通常時のテストは時間をかけてしっかり見ますが、その時は全店一斉開始という緊急事態だった為に、経験値の高い対応力のあるインストラクターが集められて行われました。)
というわけで師岡えみりちゃんや馬路はるなちゃんの協力を得て、テストに挑みました。
一人一人にフィードバックをしないといけないのに、
一人一人のレッスンを順番に見ていては、時間がいくらあっても足りません。
テスト受ける方も必死ですが、
テスト見る側も必死です。
テストやらせといて
「見てませんでした、もう一回」
は通用しません。
そこでどのようにしたかというと、
覚悟を決めてパッカリ開いたのでした。
ウロウロせずに
一箇所で
部屋全体をいっぺんに見たのです。
そしたら
全部いっぺんに見えたのです。
音は届きにくいので、
たまに場所を変えたりしましたが、
それでも音も同時に複数の音を聞き分けることが出来ました。
そして目の前に広がる情報を
すごい速さで紙に書き取りました。
テスト後に、えみりちゃんと
「これは悟りの感覚に近いんじゃないか」
と話していました。
が、当時の私たちが言う、正にその通りです。
これは論より証拠^ ^
実感するしか方法はないでしょう。
あの時の経験が覚醒に大変役立ったのは言うまでもありません。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
あいとひかりをこめて

はせがわようこ
