カッピング帰りの話です。
車が突然ガタガタ言い始めたかと思いきや、時速20㌔くらいしか出なくなって^^;
なんじゃこりゃ~。
なんて言いながら、このままこんなとこで止まっても困るからなんとか家まで帰るべ!
(そこから家まで30㌔)
と、チンタラ走っててたらとうとうそのままエンジンが停止してしまいました。
道路のど真ん中で立ち往生してしまい、慌てた旦那さんは
ギアをニュートラルにして
車から飛び出し、車を押して路肩に寄せ始めました。
大きなトラックや荒い運転のバイクがビュンビュン走ってるバンコクの道なので
轢かれるんじないかと見てる私はヒヤヒヤでした^^;
旦那さんはというと、
私の膝の上で呆気に取られて見ている息子を窓越しにあやしたりして、なんだか余裕そう。
よくあることなのかな~^^;
そんなこんなで車を無事、路肩に止めることが出来ました。
旦那さんのお兄さんがマツダのエンジニアなので、お兄さんに電話で聞きながら色々試してみましたが、エンジンはかかるものの、これは修理したほうが良さそうだということになり、その場で工場に引き取ってもらい、我々は迎えに来てくれた弟の車で帰りました。
2年で10万㌔走らせてるので、車もお疲れだったのでしょう。
私のメンテナンスと共に車もメンテナンスの日になったのでした。
ところで、この日はバレンタイン。
タイのバレンタインは男子が女子に贈る日なので、
「なんか寄越せや~」とプレッシャーをかけていて、
「カッピングしたやんけ」
「それだけじゃいやじゃ!」みたいな話をしていて
ほんじゃま、ディナーでも食べて帰りますか
というハナシだったのですが、
足がなくなったので、ディナーどころではなくなりました。
が、とっさの時に機敏に動く姿が見られて私的に一人でワクワクしていました。
うちの旦那さんは
上級者向けの海域のダイビングのガイドなんてやってた人だから、トラブルに強い人なんですよね。
実際は大荒れの海域で
内心超ヤバいと思っていても
お客さんをビビらせないように
「いつものこと」みたいな顔して
ジョーク飛ばしながら
「は~い、行きましょ~♪」
みたいなことしてたから
こんなトラブルは彼からしたらトラブルの内に入らないです。
だから、こういう時ほど冷静になって私にはのんきな顔を見せる姿が頼もしかったです。
で、内心そう思ってたから顔に出てたらしく
「なんで嬉しそうなの?」
と聞かれてしまいました。
普通に考えて楽しそうではダメですね。
失敗失敗^^;
でも、やっぱり
汗だくになってニコニコしながら
周りの車に頭下げながら
一生懸命車押してる旦那さんの姿は頼もしくもあり、おかしくもあり^ ^
本当にビデオに撮りたかった!
不謹慎ですかね?
というわけで心のビデオに録画したのでした^ ^