今日はサイアムセンターにある鍼治療とカッピングに行ってきました。

カッピングは20代の頃にベトナムで一回受けたきりです。

その時は町の市場の中に野菜や雑貨に囲まれたスペースについたてが立てられてちょっとしたマッサージ屋さんが出ており、そこで受けました。

最初はただのマッサージだと思っていたので、言葉も分からないままとりあえず受けてみると、いきなりカッピングされて、背中に紫色の丸いアザが何個もつけられました。

旅行中、赤紫色のあざが丸々と残り、水着になったりタンクトップになった時に人々の視線が背中に集中してその度に「変な病気じゃないんです」と言い訳したくなる自分がいたのでした。

・・・・・
カッピング?

なんじゃそりゃ~

という方へもいるかもしれません。

カッピングとは

ガラスの玉の中を真空状態にして、皮膚に吸い口をあてると皮膚が吸引されて内蔵が動き、血液循環がよくなるというものです。

また体内に溜まったドロドロとしたオ血が皮膚表面まで吸い出され、排出されやすくなるために、血液がキレイになり、免疫力向上などの効果も得られます。

カッピングについてこの話面白かったです↓
http://matome.naver.jp/m/odai/2138562312893616101

・・・・・

タイの話に戻りますと。

私は大のマッサージ好きです。

マッサージだけじゃなく鍼灸、電気療法、ホットストーン、アーユルヴェーダなど、ボディメンテナンスの施術が大好きです。

日本では頻繁にマッサージを受けていましたが、現在タイの家の近所にマッサージ屋がないので、受けるとなると車で連れて行ってもらわねばなりません。

乳離れしていない息子のこともあり、しばらくは頻繁に受けに行けない現状なので、玄界灘になるとマッサージ屋をねだって連れて行ってもらいます。

というわけで今回はネットで見つけた鍼屋さんに連れて行ってもらいました。

もしかしたら、タイで鍼を受けたい人への情報になるかもしれないので一応詳細をお書きします。

・・・・・・

場所はサイアム ディスカバリー センター。

バンコクの中心地で、巨大デパートか乱立するエリアです。

土曜日だったこともあり、渋滞も酷く、デパート内も物凄い混雑模様。

サイアムディスカバリーセンターはLOFTなんかも入っている、オシャレなバンコクっ子や観光客で賑わっています。

しかもこの日は奇しくもバレンタインだったため、ハートの風船やら薔薇の花束やら持ったカップルで溢れかえっており、本当にこんなとこに中国風な鍼屋さんがあるんかいなと不安になりましたが、ありましたありました。

Thong-Nop-Pa-Khun


ネットには予約したほうがいいと書いてあったけれど、予約しないで来たから下手したら入れないかも。

(だから予約しようよって話なんだけど、うちの旦那さん含めタイ人はアポ無しが好き。何故なんだ⁈)

物凄い渋滞で駐車場も鬼混雑してたから、これで入れなかったら出直すのは心が折れそうだな~^^;

と心配になりましたが、外の異様な賑わいと混雑に比べて、院内はガラーンとしており、静寂が広がっています。

受付の真横では台湾式足ツボマッサージが行われています。

たくさんの椅子があるものの稼働している施術師は5人。

受付の人がおらず、施術師のお兄ちゃんが施術を中断して対応してくれました。

鍼を受けたいと申し出ると、鍼の先生が来るのは17時以降だから出直せとのこと。

現在14時。

ガビーン∑(゚Д゚)

そんなことネットに書いてなかったけど。

やっぱり予約して来なきゃ駄目だった?

ん?ちょっと待てよ。

カウンターにある鍼の受付時間には「土曜日 13:30-16:00」となってますが。

施術師のお兄ちゃんは自分の仕事に戻ってしまい、まぁ17時と言われたから17時に来るかい?

なんて旦那さんと話していたら、

どうやらランチ休憩だったらしい受付のおじちゃんが戻ってきました。

そして「鍼の先生は今ショッピングに行ってるから10分後に戻ってくるよ」だって。

なんじゃそりゃ~。

色んなところに突っ込みどころ満載ですが、細かいことは置いておいて。

こうして待つこと10分で施術を受けられることとなったのでした^^;

10分後に鍼の先生が(ショッピング)から帰ってきて(何買ったんだろう?手ブラでした。そういうのはどうでもいいか^^;)

ベットが2つと、カウンセリングの机が1つある

奥の部屋に通されました。

簡単な問診票に記入して、鍼用の後ろ開きになってる服に着替えたら早速施術開始です。

首・肩・腰の痛みを伝え、手から足まで20本の中国鍼が打たれました。

日本の鍼に比べてその鍼は鬼太で、鍼特有の通電感覚がかなり強くありました。

私のエネルギーの師匠たまえ先生は極細の鍼ですが、物凄い効果がありますので、鍼が太ければいいってものじゃないとは思いますが、

強圧のマッサージが効いてる感が得られるように、鬼太のその鍼は凝り固まって疲れた身体へ心地よい刺激を与えてくれました。
(これはあくまで鍼好きの変態な私の感想なので、鍼に初心者にとっては痛いかもしれません^^;)

昔日本で通っていた鍼灸の先生は、馴染みの患者さんにだけ太めの鍼を打ってくれ、そこに電気を流してくれ、それが物凄い快感でした。
(その先生は突然どこかに消えてしまったのでご紹介は出来ないのですが。)

旦那なさんは鍼を打ってもらったことがないので、見ていて相当怖かったそうです。

さて、鍼を打ちながら、カッピングが始まります。

ガラスの玉が肌に置かれてムニ~ッと皮膚が引っ張られて気持ちいい~。
{D2AB1AF4-5035-4E3A-8013-261B6047A9DD:01}

こっている場所は痛気持ちよく感じます。
{2E0A9B3E-35B6-4C3C-8940-0E40FC2F6568:01}

背中全体と膝裏にカッピングされて、30分寝て待ちました。
{DA6CA71E-E889-4594-9488-F03B711EAFD0:01}

旦那さんは初めて見るカッピングにドン引き。「エイリアンみたいで気持ち悪かった」と漏らしていました^^;

さて、30分後にカッピングを外して、これで終わりかと思いきや先生から「カッピング ムーブ」という意味不明な言葉が発せられました。

カッピングムーブ?

なんじゃそりゃ。

すると先生がカッピングを両手に持って背中に吸着させた状態で背中の上で動かし始めました。

なるほどcupping moveね。

これがなんともはや気持ちがいい!

「うひょぉ~!!」

先生の素早い手の動きに合わせてカッピングがリズミカルに背中の上を滑り、それとともに筋肉が外側から引っ張り上げられます。

普通のマッサージなら体内に手を押し入れますが、カッピングは吸い出すので、肉をガッと掴んで揉まれてるような新感覚です。

マッサージではなかなか掘り下げにくい深いところまで動くのがよくわかりました。

終了後は全体的に軽くなっており、とてもスッキリ!

ところで、カッピングの跡の肌の色で健康状態がわかります。

跡が紫色になっているとかなりよろしくないようで、ほんのりピンクで済んだらそんなに悪くないという目安になるのです。

私は肩腰が玄界灘辛かったので紫色かと思いきや、ほとんど跡も残らず逆にビックリしました。

やはりヨガが効いてるんでしょう。

とりあえずは良かったです。

その日はちょっとダルくなりましたが、翌朝の目覚めがとても爽快なのでした。

ということでサイアムディスカバリーセンターの

Thong-Nop-Pa-Khun

(連絡先→tel:08-1452-0220)

結論。

一言で言って、オススメですアップ
{33B7ECAF-DDEF-481D-84E3-240DE7E99592:01}

最後まで読んでくださってありがとうございました!

愛と光をこめてラブラブ