軽い気持ちではじめたヨガトリップですが、魔法学校も始まったので、ここらで旅行社のライセンスを取ろうかいということになりまして。
ヨガトリップで移動しているときに、特に国境近くなどでは検問がよく見られます。
基本はミャンマー人などの取り締まりなようですが、こういう時に旅行社のライセンスがあれば無駄な時間のロスをしないで済むようです。
将来的にタイでフェスをやりたいという野望もあるので、今後も見据えて取得を決意しました。
決意したものの…実際、取得のための書類は鬼のように分厚くて複雑怪奇を極めており、タイ語だから何が書いてあるか分かりませんが、わたしは一目見ただけで「あ、こりゃ無理だ」と諦めておりました。
ところがどっこい。
人生というのは本当に不思議なことの連続です。
私たちのヨガトリップは知り合いのバンの会社から車と一緒にドライバーを派遣してもらっています。
最初のヨガトリップの時に派遣されてきたドライバーがドラえもん。
今思えば運命の出会いでした。
ドラえもんが何故ドラえもんというあだ名になったかというと、ヨガトリップ中に「ドラえもん」という作品の秀逸さを一生懸命私に話してくれたのがキッカケでした。
ただの話の糸口だったのかもしれませんが、大の大人がドラえもんの素晴らしさについて熱く語っている姿は「ドラえもん芸人」でしから見られない珍しい姿で、その時から彼のあだ名はドラえもんに。
実はドラえもんは私たちのヨガトリップを最後に車の派遣会社を辞めて新しい仕事に就く予定でしたが、私たちのヨガトリップと私たちを心底気に入ってくれ、私たちのヨガトリップの専属ドライバーになってくれることになったのでした。
私たちもドラえもんのサービス精神とドライバーとしてのプロ意識に大変好感を覚えていたので、ドラえもんが仲間になってくれて大変ありがたかったです。
ヨガトリップにご参加になった方ならドラえもんの素晴らしさはよ~くご存知のはずですね^ ^
通常、車の派遣ドライバーは、本当に運転しかしないのですが、ドラえもんはすすんで私たちの輪に入って色々手伝ってくれます。
買い物に行ったら、値段交渉をしてゴリゴリまけさせるし、当たり前に荷物も持ってくれるし、( 当たり前にやってくれるから、みんな当たり前だと思ってるけれど仕事じゃない) 人知れず車に積んだみんなのスーツケースや鞄の汚れを拭き取ってくれたり、湖に行ったらいつのまにかに地元の人と友達になっててカヌーとか借りてきてみんなを乗せてくれたり、蚊帳つってくれたり、ご飯作ってくれたり。
みんなと別れる時はいつも涙流してて。
一体何なんだ!!
っていうぐらいお人好しでドラえもんなヤローなんです。
で、最初の話に戻りますが、このドラえもんが車の派遣ドライバーを辞めて、新しくついた仕事が政府関係の仕事だったのです。
というわけで、ドラえもんが色んな人を紹介してくれ、色々手伝ってくれ、「あっっ!!」という間にライセンスが取れちゃったのでした。
ドラえもんスゲェよ!!
しかし、人の出会いって不思議なものですね。
合掌。