タイの朝

日本の家では電気が煌々と点いているので夜ふかし気味の息子も、

タイでは日が沈むと共に眠くなるので18時19時には眠りにつきます。


添い寝してそのまま寝てしまったりすることが多く、

また息子も育ってきてまとめて寝てくれるようになったので私も夜は比較的ゆっくり寝られるようになりました。

そのおかげで明け方から一人で起きて瞑想する時間が取れています。

まだ日が昇る前の薄暗がりの中で

静かに座って呼吸を通し始めると

自分の内側からエネルギーが通り始めます。

エネルギーフィールドが広がって

静けさの中で自分が無くなった感覚になり

空に広がっていると

日が昇りはじめ

鳥たちが一斉にさえずりはじめて

躍動感広がる朝がやってきます。

黄金のドームの中でたくさんの光溢れて

ハートの中に喜びを感じて

満たされた感覚が細胞に広がります。


この完全性の中で座っていると

私の傍で小さな息子が小さなあくびと共に目覚めはじめ、

モゾモゾとこちらにやってきて、膝の上にゴロンと頭を投げ出したり、なすりつけたり。

思わず微笑みがこぼれます。

内側の完全性と外側の完全性の結合。

おはよう。

こうして朝が始まります。