ファーストフード店というと、日本ではジャンクフードという印象がありますし、
昨今は異物混入や工場での食品のズサンな取り扱いが取り沙汰されており、
口にるするのは避けたいところ。
ですが、タイのケンタッキーは時々口にします。
(そんなに頻繁にではありませんが、日本のものよりはという意味で。)
そして食べてみると日本のものより格段に美味しいということに気づきます。
日本のケンタッキーは食べる前から、肉から油が滲み出ていてオイリー。
油が悪いんですね。
使い古された油を何度も使って粘土が出ているものを更に使い続けているのかもしれません。
皮もパリパリではなく、グチョッとした脂まみれ。
食べた後は最悪の胃もたれにおそわれ、二度と口にしたくないと思わせるのでした。
ところが、タイのケンタッキーではそいういものは提供していません。
そもそもタイは揚げ物を日常的に口にする食文化なので、路上やマーケットなど、至る所で鶏が揚げて売られています。
値段もケンタッキーより格段に安価です。
ですので、ケンタッキーのフライドチキンは美味しくないとそれらに対抗出来ません。
食の国タイで、広く受け入れられて、全国いたるところに店を構えられているケンタッキーには企業努力が感じられます。
路上のハエがたかって、「どうぞお腹壊してください」と言わんばかりの衛生状況が微妙な食べ物よりは、時としてケンタッキーの方が安全に美味しさを楽しめます。
というわけで、国が変わると全ての常識は覆されるというハナシでした。