タイでは子供の髪の毛を僧侶に剃ってもらう儀式があります。

photo:01



タイの僧侶は髪も眉毛もありませんが、これは髪の毛を俗世とのつなごり(象徴)と見ているという理由からです。

僧侶の剃髪には世俗と自分を切り離すという意味があり、赤ちゃんが生まれた時も剃髪式を行うことで、子供の健康を祈ります。

俗世との隔絶がなぜ健康の話につながるかといいますと、

健康とは肉体の健康、心の健康(健全さ)、そして魂の健康(清らかな宗教心)が含まれます。

私たちは物質社会に身を置いていることで、霊的な魂の健康の方をないがしろにしてしまいやすいので、髪を剃ることで、神様との繋がりを忘れないように、全ての健康をお祈りするのです。

深いなぁ^ ^

photo:02


(↑写真は義弟の仏門入り時の剃髪式。タイは私がワクワクするイベントがいっぱいです^ ^)


普通は生後一ヶ月くらいに行うらしいのですが、大悟の場合、日本に行ったりなんだかんだで6ヶ月めの今になりました。

photo:03



この日は亡くなったお祖母ちゃんの法要のために僧侶を呼び、親戚が集まっていたので、剃髪の儀式とあいなりました。

タイの子供は日本の子供に比べると薄毛が多いようで、うちの息子も御多分に洩れず薄毛ですが、一度剃髪しておくと、そこから生えやすくなったりもするそうです。

というわけで、剃られました。

photo:04



儀式というから、スケバンが使うような(古いっ!)裸の剃刀か何かを使うのかと思ったら、プラスチックの柄がついた使い捨てのシェーバーを使用してました。

photo:05



(いや、それで良かったんですよ^_^;
私も人の親ですから、坊さんの手元が狂って、息子の頭に傷でもついたらどうしようかと内心ハラハラしてましたから。なんなら、肌に優しい電動カミソリでもいいくらいですんで!)

シェービングクリームとかは使わないようです。

剃刀負けが心配ですね。

葉っぱの上に剃った髪を置いていきます。

ところが何にでも興味津々で、目についたものは手当たり次第掴みたい息子さんは、髪の毛の載せられた葉っぱを掴もうとして、思いっきりひっくり返してしまいました。

うちの息子は握力が半端なく強くて、掴まれると本気で超絶痛いのですが、お坊さんの柔らかいほっぺの肉も力いっぱい掴んだで、お坊さんを悶絶させてました。

photo:06



笑ってはいけないけど、おかしかった…^_^;

髪の毛は葉っぱにくるんでお水に流します。

photo:07



髪の毛なくなった大悟です。

photo:08



眉毛も髪もなくてツルンツルン。

photo:09



映画パウダーのショーン・パトリック・フラナリーみたいです。

横からの頭がすごい。

photo:10



前頭葉と後頭葉のキャパがすごいです。

エジプトの宇宙から来たファラオみたい。

サイキックな頭ですけど、どうなるんでしょう。

それにしても、髪の毛剃ったら、エネルギーフィールドがバーッと広がり純化されたエネルギーに満たされました。

大泉門もすごい活発に躍動してて、地球と宇宙とフルに繋がってます。

宇宙人で地球人なんだなぁ。

すげ~。



iPhoneからの投稿