タイ人の日本のビザ取得は結構大変と聞いていました。
日本人と結婚したタイ人であろうが、既に飛行機のチケットを購入済みだろうが、ダメな時はダメと聞きました。
何がどう大変なんだろう?
例えば審査官の気分次第で合否が大きく左右するものなのであれば、それはかなり大変かもしれません。
が、他の国ならまだしも、日本ってそんないい加減な国じゃないはず。
大変には理由があるはずです。
例えば国交間が悪いとか。
そういうのは確かにあるかもしれません。
しかし、ビザは必要な人に与えられるべきはずものなのに、一か八かで取得出来るかどうかなんておかしなハナシです。
ビザ代行会社があるくらいですから、おさえるべきポイントをおさえればちゃんと取得出来るものとふみました。
と、いうわけで今回旦那さんのビザ取得に挑戦したので、ちょっとそれについて書いてみたいと思います。
実は今回、私が旦那さんのビザ取得に動き出す直前に、友人のタイ人がビザを取得しようとして失敗しました。
「大変らしいとは聞いていたけれど、そんなゆうてもねぇ~。」
と、どこかでたかをくくっていた私は当然、友人もスンナリとビザが取得出来ると踏んでおりました。
ので、申請が却下されたと聞いた時は驚きました。
ガビーン∑(゚Д゚)です。
ビザ申請が一度却下されると、半年間は再申請が出来ません。
「日本の文化を勉強しがてら、ちょっと長めに滞在しよう」
という遊学目的の学生さんなどなら例え却下されても
「何がおもてなしの国じゃい。お高く止まりやがってバローメェッ!こっちがお断りじゃい!」
と、日本が嫌いになって
行き先を変更すればいい話だけの話ですが、
日本にフィアンセがいるとか、占い師に運命の相手が日本にいると言われたとかなんとか、行かなければいけない理由がある人には大問題。
半年間再申請不可は結構厳しいお沙汰です。
これは下手に舐めてかかったら、えらいことになるでぇ…。
と気を引き締めてかかりました。
ビザを申請するにあたり、大使館とビザセンターに何回も問い合わせて細々と聞いて、ビザ申請に取りくみました。
私のケースでいいますと、私たちには半分日本人の子供もいて、日本に行って親族に会う義務があります。
ので、よっぽど偽装結婚でも疑われたり、書類がおかしなことになってない限りビザはおりるでしょう。
因みに日本人との偽装結婚が多いのはフィリピン女性や中国女性ですので、反対のケースはそんなにチェックが入りません。
(子ども産んでて偽装もないですけどね。)
今回、私たちが申請したビザはタイプ8と呼ばれる「日本人配偶者がいるタイ人の観光ビザ」です。
私たちの友人は、日本に彼女がいるものの配偶者ではないので、タイプ1の「観光・知人訪問目的の観光ビザ」を申請したものと思われます。
この場合は、私たちより若干取得が難しくなるのは分かります。
そんなに長い間日本で何するの?
ここがポイントですね。
既に15日間のビザなし滞在許可が得られているタイ人にとって、それ以上長期で滞在するならそれなりの理由が必要になってくるかもしれません。
大使館とビザセンターに問い合わせて、ビザ取得のポイントについて伺いました。
ところ、以下の4点をよく確認するように説明してくださいました。
1.書類に不備がないかい?
2.犯罪歴はないかい?
3.身元の保証は確かかい?
4.滞在目的は何かい?
1と2については言わずもがなですね。
そういえば提出する質問票に、「過去に日本にてオーバーステイをしたことがあるか?」という質問とその理由を書く欄がありました。
私は逆のパターンですが、タイでうっかりオーバースティして空港で罰金払ったことが有ります。
そういうのも審査対象になるわけですかね?
それはやっかいてますね。
3については結婚してる人は日本人配偶者が保証人になりますが、そうでない場合はここ結構ポイントだと思います。
保証人の同意書には「滞在費・帰国旅費・法令の遵守」の保証欄があります。
提出書類の中に、申請人の銀行残高証明の提出があります。
渡航費用や滞在費については、申請人が出しても召喚人もしくは保証人が出しても、どっちでもいいんだろうけれど、召喚人もしくは保証人の経済状態を別に提出しないので、仮に申請人が全然入っていない銀行残高の証明書などを提出したら、審査は通りにくくなるでしょう。
滞在費用はどうするのか?
保証人の同意書には「滞在費用」も保証するとありますが、実際にどう保証するのかが明解になるとよいのかと思います。
日本滞在は当然お金がかかりますから、この辺もクリアにしておくべきポイントです。
4の滞在目的ですが、2013年よりタイ人の15日間のビザなし滞在許可がおりていますから、それ以上滞在するのに納得できる内容があるといいわけですね。
観光ビザなのだから、残高証明などで充分な預金残高を提出出来れば、滞在目的は観光でもいけると思いますが、そこに関しては私には分かりません。
すいません^^;
まぁとにかく、こんな感じですが、書類の作成は面倒くさいものではありますが、そんなにやっかいなものではありません。
タイのビザ申請に比べたら、提出物は多いですが、無理難題をふっかけられてるわけではないので、普通にやってればそれなりにビザの取得は出来ると思います。
それでは何故ビザの取得は難しいと言われているのか?
これは私見ですが、タイ人が日本人の力を借りずに申請したら結構難しいということではないでしょうか?
実際、ビザ申請をするバンコクにあるビザセンターに赴くと、ビザ申請してるのはみんなタイ人。
いや、日本行きのタイ人のビザ申請所だから当たり前なんですがね…^^;)
ビザセンターの窓口で受け付けている人たちもタイ人でした。
私は日本のビザセンターだから、当然日本人が受け付けているのかと思ったのですが、そうではないのですね。
ビザセンターに電話した時は、超親切な日本人の人たちが対応してくれますが、窓口にはいませんでした。
ビザセンターの窓口はあくまで受付窓口ですから、必要書類さえ揃っていれば特にアドバイスはくれないでしょう。
となると、タイ人にとって、書類提出や質問の意図が分からずに、
充分な説明が足りないために、却下されてしまっている人は沢山いる気がします。
ということで結論としては、日本のビザ取得がメチャメチャ難しいっていうのは、キチンとした書類の提出さえ出来ればそうでもないのではないか?
と、いうのが私の結論ですが、いかがでしょうか?
「おぉ、これは個人的怨みでもない限り、通してもらえそうだ」と思う内容が出来れば、もう通ったも同然です。
逆に「う~ん、この内容で通るかぁ?」と訝しむ内容だったら、何かが充分じゃないと思った方がいいでしょう。
これから取得する方はどうぞ頑張って下さい!
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日本人と結婚したタイ人であろうが、既に飛行機のチケットを購入済みだろうが、ダメな時はダメと聞きました。
何がどう大変なんだろう?
例えば審査官の気分次第で合否が大きく左右するものなのであれば、それはかなり大変かもしれません。
が、他の国ならまだしも、日本ってそんないい加減な国じゃないはず。
大変には理由があるはずです。
例えば国交間が悪いとか。
そういうのは確かにあるかもしれません。
しかし、ビザは必要な人に与えられるべきはずものなのに、一か八かで取得出来るかどうかなんておかしなハナシです。
ビザ代行会社があるくらいですから、おさえるべきポイントをおさえればちゃんと取得出来るものとふみました。
と、いうわけで今回旦那さんのビザ取得に挑戦したので、ちょっとそれについて書いてみたいと思います。
実は今回、私が旦那さんのビザ取得に動き出す直前に、友人のタイ人がビザを取得しようとして失敗しました。
「大変らしいとは聞いていたけれど、そんなゆうてもねぇ~。」
と、どこかでたかをくくっていた私は当然、友人もスンナリとビザが取得出来ると踏んでおりました。
ので、申請が却下されたと聞いた時は驚きました。
ガビーン∑(゚Д゚)です。
ビザ申請が一度却下されると、半年間は再申請が出来ません。
「日本の文化を勉強しがてら、ちょっと長めに滞在しよう」
という遊学目的の学生さんなどなら例え却下されても
「何がおもてなしの国じゃい。お高く止まりやがってバローメェッ!こっちがお断りじゃい!」
と、日本が嫌いになって
行き先を変更すればいい話だけの話ですが、
日本にフィアンセがいるとか、占い師に運命の相手が日本にいると言われたとかなんとか、行かなければいけない理由がある人には大問題。
半年間再申請不可は結構厳しいお沙汰です。
これは下手に舐めてかかったら、えらいことになるでぇ…。
と気を引き締めてかかりました。
ビザを申請するにあたり、大使館とビザセンターに何回も問い合わせて細々と聞いて、ビザ申請に取りくみました。
私のケースでいいますと、私たちには半分日本人の子供もいて、日本に行って親族に会う義務があります。
ので、よっぽど偽装結婚でも疑われたり、書類がおかしなことになってない限りビザはおりるでしょう。
因みに日本人との偽装結婚が多いのはフィリピン女性や中国女性ですので、反対のケースはそんなにチェックが入りません。
(子ども産んでて偽装もないですけどね。)
今回、私たちが申請したビザはタイプ8と呼ばれる「日本人配偶者がいるタイ人の観光ビザ」です。
私たちの友人は、日本に彼女がいるものの配偶者ではないので、タイプ1の「観光・知人訪問目的の観光ビザ」を申請したものと思われます。
この場合は、私たちより若干取得が難しくなるのは分かります。
そんなに長い間日本で何するの?
ここがポイントですね。
既に15日間のビザなし滞在許可が得られているタイ人にとって、それ以上長期で滞在するならそれなりの理由が必要になってくるかもしれません。
大使館とビザセンターに問い合わせて、ビザ取得のポイントについて伺いました。
ところ、以下の4点をよく確認するように説明してくださいました。
1.書類に不備がないかい?
2.犯罪歴はないかい?
3.身元の保証は確かかい?
4.滞在目的は何かい?
1と2については言わずもがなですね。
そういえば提出する質問票に、「過去に日本にてオーバーステイをしたことがあるか?」という質問とその理由を書く欄がありました。
私は逆のパターンですが、タイでうっかりオーバースティして空港で罰金払ったことが有ります。
そういうのも審査対象になるわけですかね?
それはやっかいてますね。
3については結婚してる人は日本人配偶者が保証人になりますが、そうでない場合はここ結構ポイントだと思います。
保証人の同意書には「滞在費・帰国旅費・法令の遵守」の保証欄があります。
提出書類の中に、申請人の銀行残高証明の提出があります。
渡航費用や滞在費については、申請人が出しても召喚人もしくは保証人が出しても、どっちでもいいんだろうけれど、召喚人もしくは保証人の経済状態を別に提出しないので、仮に申請人が全然入っていない銀行残高の証明書などを提出したら、審査は通りにくくなるでしょう。
滞在費用はどうするのか?
保証人の同意書には「滞在費用」も保証するとありますが、実際にどう保証するのかが明解になるとよいのかと思います。
日本滞在は当然お金がかかりますから、この辺もクリアにしておくべきポイントです。
4の滞在目的ですが、2013年よりタイ人の15日間のビザなし滞在許可がおりていますから、それ以上滞在するのに納得できる内容があるといいわけですね。
観光ビザなのだから、残高証明などで充分な預金残高を提出出来れば、滞在目的は観光でもいけると思いますが、そこに関しては私には分かりません。
すいません^^;
まぁとにかく、こんな感じですが、書類の作成は面倒くさいものではありますが、そんなにやっかいなものではありません。
タイのビザ申請に比べたら、提出物は多いですが、無理難題をふっかけられてるわけではないので、普通にやってればそれなりにビザの取得は出来ると思います。
それでは何故ビザの取得は難しいと言われているのか?
これは私見ですが、タイ人が日本人の力を借りずに申請したら結構難しいということではないでしょうか?
実際、ビザ申請をするバンコクにあるビザセンターに赴くと、ビザ申請してるのはみんなタイ人。
いや、日本行きのタイ人のビザ申請所だから当たり前なんですがね…^^;)
ビザセンターの窓口で受け付けている人たちもタイ人でした。
私は日本のビザセンターだから、当然日本人が受け付けているのかと思ったのですが、そうではないのですね。
ビザセンターに電話した時は、超親切な日本人の人たちが対応してくれますが、窓口にはいませんでした。
ビザセンターの窓口はあくまで受付窓口ですから、必要書類さえ揃っていれば特にアドバイスはくれないでしょう。
となると、タイ人にとって、書類提出や質問の意図が分からずに、
充分な説明が足りないために、却下されてしまっている人は沢山いる気がします。
ということで結論としては、日本のビザ取得がメチャメチャ難しいっていうのは、キチンとした書類の提出さえ出来ればそうでもないのではないか?
と、いうのが私の結論ですが、いかがでしょうか?
「おぉ、これは個人的怨みでもない限り、通してもらえそうだ」と思う内容が出来れば、もう通ったも同然です。
逆に「う~ん、この内容で通るかぁ?」と訝しむ内容だったら、何かが充分じゃないと思った方がいいでしょう。
これから取得する方はどうぞ頑張って下さい!
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