今回は前回の「父と母の認識」の続きのような、もはやそうでないような…話です。

みなさんは「ときめきトゥナイト」という漫画をご存知ですか?

私が小学校の時に「りぼん」で掲載していて大人気だった漫画です。

この漫画に出てくる真壁俊君が強烈にカッコ良くて、当時の小学生はみんな真壁君熱に侵されておりました。

かくいう私も、真壁君にゾッコンお熱(言い回しが古い)という普通の少女時代を過ごしたものです。


漫画に出てくる主人公の蘭世は吸血鬼と人狼のハーフで、魔界人なわけですが、人間界に住んでいます。

人間界で普通の男の子、真壁俊君に恋しますが、実は真壁君は魔界の王子様だったのです。

ところが真壁君は双子で生まれたために、双子は王族にとっては凶兆ということから、真壁君は力を封印され、記憶を無くしたお妃様と一緒に人間界に流されてしまいます。

ところが蘭世と高校生活を送るある日、ひょんなことから真壁君の呪いは解けるのですが、それと同時に赤ん坊に戻ってしまうのです。

赤ん坊に戻った魔界の王子様・真壁君は魔力も取り戻し、お陰で魔界から追われることになります。

蘭世は真壁君をかくまって一緒に逃亡するのですが、赤ん坊だった真壁君は失われた時を取り戻すかのごとく、物凄い早さで成長し一週間だか一ヶ月だか、とにかくそのくらいの早さで元の真壁君に戻るのです。

元の姿に戻った真壁君は、以前の記憶と共に、蘭世と過ごした新しい記憶も持っていました。

そして蘭世に一言

「いつも一緒にいたひょうきんな姉ちゃんはお前だったのか」

と言うわけです。

蘭世の目からは、涙がとめどなく流れて止まらないのでした。

赤ん坊に戻る前の真壁君は、蘭世と急接近したりするものの、蘭世にとっては憧れの存在、なんならアイドルに恋するファンのような状態でした。

その真壁君が蘭世を1人の女性として認識してくれた瞬間とでもいいましょうか。

全国の、りぼんを愛読していた少女たちが手に汗握り、目尻を垂らしまくった瞬間でした。

で、この話で何が言いたいかと言いますと、

大悟が私を認識したときに

「あぁお前だったのか」

と言う顔をしたのです。

胎内の10ヶ月の記憶と、外から今見ている私がつながったのです。

点と点が繋がるみたく。

赤ん坊は高次とつながっていますから、もっと遠くの記憶まで全て合致したのかもしれません。

………っていうか。

その説明のためだけに、「ときめきトゥナイト」のくだり…なげぇ~よっっ!!

…と突っ込んで下さった方、

ツッコミいただき、

そしてお付き合いいただき、

ありがとうございます!

だはは!

でもこの気持ちを表現するには「ときめきトゥナイト」のあのシーンのあの感動しかない!

…と思ったわけです。

お許し下さい(^◇^;)


その上、更にしつこく続けます。

その後の話です。

真壁君がお母さんに蘭世のことをたずねられて、

「母のように…姉のように…妹のように…親友のように…恋人のように…」

と表現するシーンがあります。

真壁君は1人で2回分の人生を(2回目は超早送りで )経験したわけですが、

高次に目覚めれば目覚めるほど、

全てが繋がって行きますから、

現世だけでなく前世や来世などもつながり始めます。

親子の絆って、前世から紡いでいるものですから、本当にこういう風な感覚をもつのだろうなと

大悟に会って実感しました。

興味が出た方は是非「ときめきトゥナイト」読んでみて下さい。

私も久しぶりに読んで、小学校時代にタイムスリップしてみたくなりました。

初めての方は真壁君に胸キュンすること間違いなしです。





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