前回、タイの映画館では本編の前に海賊版撲滅運動は流れないと書きました。
では何が流れるのでしょう?
それはタイの(←タイなのは当たり前だけど)国王賛歌です。
映画の予告編に混じって、かならずこれが放映されます。
何度も聞くうちに旋律を覚えてしまいました。
なかなか耳に心地よい旋律のため、よく鼻歌で歌っています。
タイ人はみんな学校で習って、当たり前に歌えるそうです。
私が鼻歌で歌ってるのを聞いて、「この人は王様が好きなんだなぁ」とでも思っているのでしょうか。
これを日本に置き換えてみて、日本で君が代を鼻歌で歌っている外人がいたらどう思います?
…気持ち悪いですね(^◇^;)
因みにタイの国歌も毎日流れてるので、頭に残ってて、よく鼻歌で歌いながら「どんだけタイが好きなんだよ」と、独りごちてしまいます。
ところでイギリスに留学して演劇を習っていた時、普通に話すより歌の方が、ネイティブに近い発音だと言われたことがあります。
タイ語も発音がかなり難しい言葉なので、歌から入った方が発音が上達するかもと思い、さっそく国歌と国王賛歌の歌詞を調べてみました。
…が、タイ語の場合は歌でも変わらず難しくて、全くもって難航しております(^◇^;)
そして、国王賛歌の内容が凄い。
「国王様に民は平伏します。
最高の導き手である国王様のおかげで民は無事平穏でいられます。」
…と、こんなカンジです。
因みに国歌は
「タイ国は国民の血肉で出来ている。
苦難に屈せず、国家が侵されることはない。」
…とまぁこんなカンジです。
こんな歌詞を毎日歌っていたら、そりゃ愛国心刷り込まれるわなと。
日本は戦争負けてからこっち、愛国心を声高らかに宣言しない風潮がいまだにありますから、自国への強い愛国心の歌を聞くのはなんとも不思議な感覚です。
因みに国王賛歌も国歌も最後は「チャイヨー」で終わってます。
チャイヨーは万歳という意味です。
そこしか歌えないので、とりあえず国王賛歌も国歌も最後の一言に全てをかけています。
最後までためて、最後のその瞬間に「チャイヨー!」と声高らかに歌い上げるわけです。
周りの人はドキッとしますね。
(っていうか、国王賛歌も国歌も流れてますが、誰も歌っていません)
知らない人たちから見たら、何だってこの日本人は、声高らかにタイを讃えて「チャイヨー(万歳)!!」と叫んでいるのか…きっと謎だらけなことでしょう。
讃えてるのではなく、単に歌いたいだけです。
国歌シリーズで言うと、フランスの国歌も耳に残っていて、つい鼻歌してしまいます。
これは母が宝塚が好きで、子供の頃によく連れて行ってもらい、ベルサイユのバラを観て育った後遺症だと思われます。
知ってる人は「なんでフランス…⁈」と思っているかもしれませんが、だからやっぱり意味はありません。
ところで、タイの映画館で国王賛歌が流れた時には席を立つきまりです。
立たないと不敬罪で逮捕されるそうです。
ですので、国王賛歌を軽々しく鼻歌で歌ってたら不敬罪になるか、最初はちょっと心配したものでした。(それは別に平気でした。)
因みに、タイ国籍を取得するのに、タイ語は必要ですが、タイの国歌が歌える必要はありません。
そして、国王賛歌はプミポン国王(現国王ラマ9世)が逝去されたら、新しいものに変わるようです。
今の国王賛歌が好きなので、変わってしまい流れなくなったら寂しいです。
でも新しい歌になっても最後のしめくくりはきっとチャイヨーなことでしょう。
ですから私のパートは安泰です。(なんのこっちゃ)
みなさんもこの歌を聞いたら最後の一言だけはもう歌えますね。
チャイヨー!
iPhoneからの投稿
では何が流れるのでしょう?
それはタイの(←タイなのは当たり前だけど)国王賛歌です。
映画の予告編に混じって、かならずこれが放映されます。
何度も聞くうちに旋律を覚えてしまいました。
なかなか耳に心地よい旋律のため、よく鼻歌で歌っています。
タイ人はみんな学校で習って、当たり前に歌えるそうです。
私が鼻歌で歌ってるのを聞いて、「この人は王様が好きなんだなぁ」とでも思っているのでしょうか。
これを日本に置き換えてみて、日本で君が代を鼻歌で歌っている外人がいたらどう思います?
…気持ち悪いですね(^◇^;)
因みにタイの国歌も毎日流れてるので、頭に残ってて、よく鼻歌で歌いながら「どんだけタイが好きなんだよ」と、独りごちてしまいます。
ところでイギリスに留学して演劇を習っていた時、普通に話すより歌の方が、ネイティブに近い発音だと言われたことがあります。
タイ語も発音がかなり難しい言葉なので、歌から入った方が発音が上達するかもと思い、さっそく国歌と国王賛歌の歌詞を調べてみました。
…が、タイ語の場合は歌でも変わらず難しくて、全くもって難航しております(^◇^;)
そして、国王賛歌の内容が凄い。
「国王様に民は平伏します。
最高の導き手である国王様のおかげで民は無事平穏でいられます。」
…と、こんなカンジです。
因みに国歌は
「タイ国は国民の血肉で出来ている。
苦難に屈せず、国家が侵されることはない。」
…とまぁこんなカンジです。
こんな歌詞を毎日歌っていたら、そりゃ愛国心刷り込まれるわなと。
日本は戦争負けてからこっち、愛国心を声高らかに宣言しない風潮がいまだにありますから、自国への強い愛国心の歌を聞くのはなんとも不思議な感覚です。
因みに国王賛歌も国歌も最後は「チャイヨー」で終わってます。
チャイヨーは万歳という意味です。
そこしか歌えないので、とりあえず国王賛歌も国歌も最後の一言に全てをかけています。
最後までためて、最後のその瞬間に「チャイヨー!」と声高らかに歌い上げるわけです。
周りの人はドキッとしますね。
(っていうか、国王賛歌も国歌も流れてますが、誰も歌っていません)
知らない人たちから見たら、何だってこの日本人は、声高らかにタイを讃えて「チャイヨー(万歳)!!」と叫んでいるのか…きっと謎だらけなことでしょう。
讃えてるのではなく、単に歌いたいだけです。
国歌シリーズで言うと、フランスの国歌も耳に残っていて、つい鼻歌してしまいます。
これは母が宝塚が好きで、子供の頃によく連れて行ってもらい、ベルサイユのバラを観て育った後遺症だと思われます。
知ってる人は「なんでフランス…⁈」と思っているかもしれませんが、だからやっぱり意味はありません。
ところで、タイの映画館で国王賛歌が流れた時には席を立つきまりです。
立たないと不敬罪で逮捕されるそうです。
ですので、国王賛歌を軽々しく鼻歌で歌ってたら不敬罪になるか、最初はちょっと心配したものでした。(それは別に平気でした。)
因みに、タイ国籍を取得するのに、タイ語は必要ですが、タイの国歌が歌える必要はありません。
そして、国王賛歌はプミポン国王(現国王ラマ9世)が逝去されたら、新しいものに変わるようです。
今の国王賛歌が好きなので、変わってしまい流れなくなったら寂しいです。
でも新しい歌になっても最後のしめくくりはきっとチャイヨーなことでしょう。
ですから私のパートは安泰です。(なんのこっちゃ)
みなさんもこの歌を聞いたら最後の一言だけはもう歌えますね。
チャイヨー!
iPhoneからの投稿