タイでの呼び名が無事、「タイゴ」で定着してきました。

タイには本名とニックネームが存在し、通常は皆ニックネームで呼び合うため、本名は使いません。

以前もご紹介しましたが、ニックネームは子供が産まれた時に親が決めます。

例えばうちの旦那さんのニックネームは「レック」です。

レックは小さいという意味で、産まれた時に小さかったからそのニックネームになり、がたいがデカくなった今でもニックネームはレックのままです。

親が豚肉が好きだから「豚ちゃん」とかビールが好きだから「ビールちゃん」とか、結構いい加減なニックネームが多いようです。

日常的にニックネームで生活しているから、本名は一体何のためにあるのかよく分からないのですが…。

まぁそんなことでうちの息子にもニックネームをつけるという話になりました。

日本の名前があって、タイの名前があって、更にニックネームがあるって、なんかゴチャゴチャしてないか(^◇^;)

と、ちょっと思ったりもしましたが、まぁ好きなようにさしとけと放置してました。

そしたら、お義父さんがやって来て、「素晴らしいニックネームを考えた」と誇らしげに発表したのが「イープン」。

「イープン」の意味は「日本人」。

お義父さん、マジすか…( ̄O ̄;)

普段真面目なお義父さんが、こんな時に大ボケかますとは考えられません。

ちょっとまて~。

大概のことは許容範囲だけど、そのあだ名はどうなんだぁ?

自分でも「僕イープンです。」とか「イープンて呼んでください。」とか自己紹介するわけだよね。

日本に来てそれやったらややこしくないか?

周りもみんなイープンなわけだし。

ってか、何が悲しくて自分の息子を「日本人」と呼ばなきゃならんの?

日本人、手洗いなさい。

日本人、犬のウンチ触っちゃダメよ。

とか言うのは、やっぱり違和感がハンパない気がするんですけど…(^◇^;)

せっかくお義父さんが日本への敬意をこめて名付けてくれたニックネームを却下するのは、申し訳ないのですが…ハイ、なしでっっ!!

…と、まぁこんなわけで、最終的にどうなったかというと、ニックネームが大悟になりました。

「大悟は本名なんだからダメだ。」「ニックネームを聞かれた時に親がつけてくれなかったじゃ可哀想」とかなんとか言われたりもしましたが、

将来、成人したらタイか日本かどちらかの国籍を選ばないといけないわけで、

タイの学校に通う以上(の予定なので)、

タイでの生活が長くなりうるわけです。

タイにいれば自然にタイへの愛国心も強くなるでしょうから、

自ずとタイの国籍を選ぶ可能性も高まります。

そうなった時に、日本用に命名した大悟という名前はなくなってしまうので、ニックネームとしても使おうということとなりました。

というわけで、呼び名はタイゴです^_^



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