昨日は日本からダーマ時代からのヨガ仲間であるタカちゃんが来ていたので、レックがアユタヤに連れて行ってくれました。

以前アユタヤに行った時はボートクルーズだったので、今回は車で移籍巡りです。

アユタヤはバンコクからとても近いので、色んな国の日帰り観光客で賑わっています。

まずは、以前から行きたかったワット・マハタートに行きました。

ワット・マハタートは仏陀の頭部が木に埋まっているので有名なお寺です。
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行ってみると、仏陀の頭部周辺はやはり観光客で賑わっていました。

けれどもとっても素敵な場所で大好きになりました。

目を閉じて、まずは仏陀の頭部に意識をあわせ、頭部の下に身体があることをイメージします。

すると木を背後に背負ったお釈迦様が見え始めるので、そこから上の方のエネルギーとコネクトをすると宇宙の方まで広がっていけました。
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その広がりを感じながら、目を開けて再び仏陀に意識を合わせると、仏陀の像から静かだけれどどこまでも深みのある、宇宙の意識がそこにあるのでした。

仏陀は悟りの笑みを浮かべて静かに佇んでおりました。
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アユタヤいいですね^ ^

次に向かったのは、、、

ボートから見るとお寺の全体像が見えて、一つ一つのパゴダのエネルギーの違いがとても面白い場所でした。

沢山のパゴダが林立して、宇宙船にしか見えません。
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無数に並ぶ仏陀の頭部はミャンマー人によって全て破壊されています。

当時の姿で見たら本当に荘厳な風景なことでしょう。

国を侵攻する時は相手から宗教を奪います。

神の助けを借りている人々は火事場の馬鹿力出しまくりですから、宗教を奪うことで、紙の神通力を奪うのは戦争の常套手段です。

こんな宇宙の要塞基地みたいな寺をバカスカ持っていたタイは相当強かったと思います。

ミャンマーがタイを怖れて破壊するのも無理はありません。

寺を破壊されたタイ人のエネルギーレベルの下がり方は凄まじかったことでしょう。

同じ仏教徒国でありながら、タイの仏教寺院を破壊しまくったミャンマー人にタイ人は今もいい感情をもっていません。

この日の日中はかなり暑くて、遺跡を4つほどまわったらすっかり暑さに体力を奪われました。

一緒にまわっていたタカちゃんから「妊婦なのに全然休んでないけれど平気なの?」と何度も心配されました。

階段昇り降りや、寝たり起きたりはちょっとキツいけれど、八ヶ月の割には身重感が薄いようです。

しかし、こう暑いと体内温度も相当上がるし、赤ちゃんも茹で上がってしまうんじゃないかと心配でした^_^;

幸いこちらでは基本は車の生活なので、日中ほとんど炎天下にさらされることはありません。

これはワット・プラ・スィー・サンペットというお寺の前です。
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これは仏像の手と頭です。
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これからこれらに合わせた身体も作られて大きな仏像になるそうです。

最初、モダンアートかと思い、大絶賛したらどうやら違ってました(^◇^;)

手だけとかも意図があって結構好きだけど…。

仏像の制作に使う銅板の寄付をしました。

家族の名前を書いてご祈願すると、お坊さんが呪文を唱えてくれます。

お寺の外だし、なんか軽々しいカンジで始まったので、大して本気にしていませんでしたが、お坊さんが呪文を唱えると、合掌の右手がビリビリと強い電気を受け取ってビックリしました。

これはいいことありそうだ^ ^

そのあと川沿いのカフェでちょっと休憩。

帰りがけにレックが突然閃いてもう一つお寺に寄ることになりました。

レックの突然の閃きに従うと面白いことがよく起こるので、こういう時はいつも流れに身を任せます。

向かったのはワット・パナンチューング。

お寺にはランクがあって、このお寺はランクの高めのお寺だそうです。

お寺に着くと、ものすごい人で溢れかえっていました。

本堂の中を覗くと、巨大な仏像が鎮座しており、その前に所狭しと人が座って本堂はパンパンになっていました。

よく見ると、巨大仏像の膝の上に何人かの人が立って何やら緋色の布を持って作業をしています。
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レックに訊ねると、どうやら一年に一回の仏像の袈裟替えの儀式が始まる直前に遭遇したようでした。

中は儀式を待っている人で満員でしたが、入り口近くにちょうど3人分スペースがあったので運よく場所を確保出来ました。

私たちが座った直後に儀式がスタート。

仏像の肩に紐をかけ、数人の男性が国旗掲揚のごとく紐を引っ張って、紐についた袈裟を肩まで引き上げて行きました。
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袈裟の端が長くなっていて、本堂に座る人々の手を辿って、袈裟は本堂全体に広がって行きました。

本堂全体が仏陀の袈裟の中にスッポリ覆われました。
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我々は頭上の袈裟を皆でつかんで、お坊さんのチャンティングを一緒に繰り返します。

全ての人に幸福を!

全ての人に愛を!

全ての人に笑を!

全ての人に平和を!

袈裟は巨大な仏陀の衣服に収まりました。

一年後の儀式の日まで、私たちの願いと共に本堂の仏陀が身にまとっています。

「あ、そういえば今日は旧正月だ。」

突然レックが思い出しました。

旧正月は中国の人の習慣なので、タイ人はそんなに関係ないものの、タイにはたくさんの中華系タイ人がいるため、タイ中、旧正月の飾りで華やかです。

何も考えずに、たまたまやって来たアユタヤですが、旧正月の新年にあたるとはラッキーでした。

しかも袈裟替えの儀式の為に多くの人が何時間も待っていたようで、突然飛び込んで遭遇(しかも着いた瞬間始まった)のは本当にラッキーでした。

実はお寺に来る直前にマッサージを受けようとしていたのですが、妊婦は施術出来ないと断られたのでした。

お寺についてものの5分で儀式は始まりました。

断ってくれたおかげてこんなに素晴らしい機会に遭遇出来たのですから、断ってくれてありがとうです。

ここまでもミラクルなのですが、このあと更に素晴らしいことが待っていました。

儀式が終わり本堂を後にしようとしたその時、私たちのすぐそばで、入口近くに設けられた台座に座るお坊さんの周囲に人が集まっているのが見えました。

突然そのお坊さんと目がバチーッとあいました。

そして私達を手招きしているので不思議に思いながら、他の人たちに交じってお坊さんの近くに座って手を合わせました。

お坊さんは木の枝を金の器に入れた聖水(あらかじめ呪文を唱えてお水を清める)に浸し、人々の頭に撒きながら人々を祝福しはじめました。

何を言っているかは分からないけれど、お坊さんの言葉から金色や虹色の光が飛び出して、お水と一緒に人々に広がって行きました。

するとお坊さんの光が私に向かって大量に降り注ぎはじめ、私のハートにいっぱいの光のエネルギーがドーンと飛び込んで来ました。

言葉は全く分からず、お坊さんも私の方に向いていたわけではないので、突然の出来事に驚きました。

そしてショックのあまり、胸の鼓動は早まり、涙がブワーッと溢れ出しました。

儀式が終わりました。

私の前に座っていた友人のタカちゃんは私が涙を流しているのに驚いていました。

そして更に驚いたことに私の周囲の人はほとんど水を浴びていないのに、一番遠くにいた私だけ頭から身体からビショビショに濡れそぼっているのでした。

私の前にいる人もほとんど濡れていないのに、水はどうやって飛んで来たのか考えると本当に不思議です。

そして、お堂を出た途端、レックが興奮に眼を輝かせ、お坊さんが言っていた事を教えてくれました。

その内容は、生まれてくる子供への祝福でした。

「この女性。
子どもが生まれるまで何事もなく無事に過ごすことが出来、
子供も何の問題もなく無事生まれてくる。」

と、このような御宣託だったそうです。

実は、これから向かう魔法学校の開催地までの道のりはゆうに800キロを越えており、それは道のりの悪い山路や700のカーブを越えたところにあるので、正直私とレックは道中を心配していたのですが、お坊さんはその不安をバッサリ断ち切ってくれたのでした。

私「持ってるね~。」

レック「僕じゃないよ。多分お腹の子が連れて来てくれたんだよ。」

胎児は神様とガッチリ繋がっていると言いますから、多分そうなのでしょう。

胎児パイプ羨ましいですね~。

生まれて来てからも、なるべくパイプがつながり続けるように育つといいです^ ^

こういうスピリチュアルな導きは集まるパーティ(メンバー)が本当に大事です。

誰かが怖れや問題を持ち込むと、人は3次元に途端に落ちます。

目の前の問題を解決しようと躍起になるからです。

一緒にいる人がみな、高い波動でいられれば、その場の次元は上昇し、高次からのメッセージが降り注ぎまくります。

エネルギー循環のいい、高い次元で時間を過ごせたタカちゃんとレックに感謝です。




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