うちは温水器がないので、水シャワーです。

基本的に亜熱帯の国であるタイですから、お湯シャワーは必要ありませんが、冬の間は少々キツかったです。

そういう時はお鍋にお湯を沸かして、タライに水とお湯を混ぜて適温にして行水するわけですが、超便利な国の日本人としては温水シャワーが無性に恋しかったです。

お湯沸かしてる間を待つのが面倒くさいときは、冷たい水を浴びてました。

浴びる前は「イケるだろう」と思うのですが、浴びてすぐに後悔します。

レックのお父さんは朝晩のお務めでチャンティングをしていますが、明け方と夕暮れ時のチャンティング前は真水シャワーの行水で身を清めています。

私も昔、真冬の野外行水を決行したりしてましたが、チアノーゼが起こる程寒かったです。

タイですので、そこまでは寒くないにしても、日常的に行っているお義父さんは尊敬します。

因みにタイの全ての家が温水器がないわけではなく、基本的にだいたいの家庭で設置しています。

が、この家の場合は親の方針のようですね。

真冬にネパールを旅したときに、お寺に宿泊して真水シャワーを浴びたときも心臓止まるかと思いました。

あのときは一生懸命「ナンマンダブナンマンダブ!」と念仏唱えて行水したものです。

そこまでの寒さじゃないし、家族が誰も必要としてないのに勝手に取り付けるのもなんだか気がひけます。

でもあったら絶対みんな使うと思うんだけどなぁ…。

自然に生きようとしてる人たちに無理やり利便性を押し付けていいものかどうか…。

…な~んて言ってる間に短い冬は終わりました。

あっという間でした。

日本のように四季がないので、段々寒くなって段々暖かくなるみたいな情緒がありません。

ん?なんか寒いな…

と思ったら突然冬になってて(寒いのは夜だけで、日中は普通に夏日です)

この寒さはいつまで続くんだ?

と思っていたら元旦にいきなり夏日になり、冬が終わりました。

現在、バンコクは日に日に暑くなっており、本来の亜熱帯のタイらしさを取り戻してきました。

因みに、北部の山岳部にいくと未だ冬らしいです。(ティーチャートレーニングご参加の方は長袖必須ですよ)

こう暑いと寒いのが恋しくなるから、人間は勝手なものですね。

それにしてもバックパッカーや行のおかげで下地があるものの、やはり都会人の私には、驚くことやカルチャーショックなことがしばしば起こります。

東京に一生住んでいては味わえないような貴重な経験を沢山させてもらっています。

本当にありがたいことです^o^



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