一日を過ごすうちに、「ありがとう」という言葉を意識的に使ってみて下さい。


この人には言えるとか、この人には言えないとか、そういう自分の感情は置いておいて、一日にどれだけありがとうと言えるかみたいなゲーム感覚で行ってみてください。


例えば


誰かが道を譲ってくれた時、


買い物をしてお釣りをもらった時、


一緒に歩いている人がちょっと待ってくれた時、


貸したものが戻ってきた時にお礼を言われていい気持ちになった時、


「すいません」や「はい」「うん」ではなく


「ありがとう」と言ってみてください。


ありがとうと言えるタイミングがあったら惜しみなく使ってみてください。


「ありがとう」と言い慣れていない人にとっては最初は言いにくいかもしれませんが、慣れてくると普通に使えるようになります。


・・・


「ありがとう」という言葉に質はありません。


「ありがとう」は「ありがとう」だから、これだけしてくれたから「凄いありがとう」とか、ちょっとしたことだから


「ちょっとありがとう」とかありません。


「ありがとう」は「ありがとう」として言い続けてみます。


こうして、「ありがとう」と言い続けると、なんと沢山の人に接し、関わり、何かをしてもらって生きているかに嫌でも気づきます。


日常にどれだけ感謝に対象が溢れていることでしょう。


そしてそれにどれどけ鈍感になって、人の親切に胡座をかいて生きていることでしょう。


更にたんたんと「ありがとう」ゲームを続けていると、「ありがとう」という言葉の単調さに気づき始めます。


これは特に家族や仕事仲間など、一緒に生活したり、時間を長く共有している人に対して感じ始めます。


「自分はありがとうと言うだけで、この人に何もしてないぞ」と感じ始めるのです。


(ここで私はこれだけ「ありがとう」と言ってるし、これだけ色々やってあげてるのにこの人は「ありがとう」という一言すら言ってくれない。


とは考えないでください。

あくまでこちらが勝手にやってることですからね。)


「ありがとう」という言葉の無力さに気づき始めるのです。


「ありがとう」しか言わずに行動していないことの不甲斐なさを感じ始めるのです。


ここに至らないとしたら、「ありがとう」が足りませんので、ありがとうと言える対象者を探しに外にもっとたくさんのありがとうを探して下さいね。


あなたの感謝の対象物はどこにでもあるということを知ってください。


心が動くのは自分の行動を通してのみ。


このブログを読んで、やった時のことを想像して、やった気になっても意味はありません。


実際に自分の身体と言葉を使って体験してみて下さい。


ステキなギフトが待っています。


モチロン、やるかやらないかはあなたの自由です。