タイ・リトリートでスタッフたちは生徒さんからチップを頂いています。

タイは日本と違い、チップ文化の国です。

お客様の満足度はチップではかります。

日本人はサービス料込の国ですので、良いサービスを受けられて当たり前のていですので、このチップ文化に慣れない方も多いと思いますが、私は感謝の気持ちをチップで表すのはとても良いことだと思います。

受けたサービスに対して値段をつけると考えてしまうと、ちょっとややこしい感じはしてきますが、タイ人のおもてなしは本当に感心させられる素晴らしさなので、そんなヤラシイ感情は吹き飛びます。
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例えば専属ドライバーのドラえもん(ドラえもんをこよなく愛するタイ人です)ですが、通常ドライバーは運転以外のことをする必要がありません。
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日本では、与えられた仕事だけをこなそうとするのが当たり前な風潮がありますが、タイでは困っている人がいたら助けるという自然な奉仕が当たり前に繰り広げられています。

基本的に本人たちはチップ目的ではないし、欧米諸国のようにチップの相場も決まってませんから、チップが貰えなかろうと、安かろうと文句は出てきませんが、何か不快な事があったのかと心配はしています。

タイ人を見ていると、本当に心からのおもてなしなんだと実感させられる場面にしばしば遭遇します。

これはリトリートに参加した人にしか分からないと思います。
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チップBOXを置くことも考えましたが、直接渡した方がお互い気持ちいいだろうと思い、そのようにしています。

日本人の心からの感謝の言葉にスタッフたちはいつも涙ぐんで、日本人と触れ合えて本当に嬉しいと言ってくれています。
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ドラえもん以外のドライバーで、私たちのツアーを逆指名してきたドライバーもいたそうです。
(スネ夫と言えば、わかる人はわかりますね( ^ω^ ))
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ところで、スタッフたちは、皆さんから頂いたチップを全て善行に使うようにしています。

タイでは善行(徳)を積んで行くことが仏の教えにあります。

そうすることで、世界へ良いエネルギーを循環させ、自分や家族にもさらに良いエネルギーが流れてくると信じられています。

皆さんからのチップを善行に利用することで、自分たちだけでなく、皆さんにも更に良いエネルギーを流すようにしたいそうです。
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因みにゲストリレーションで皆さんの身の回りのお世話をしているレックですが、彼は前回のチップを全てお父さんとお母さんに渡しましたよ。

お父さんは敬虔な仏教徒で朝晩のチャンティングを欠かしません。

私たちのリトリートが全て安全で素晴らしいものになるように、お父さんはお寺に祈祷にも出かけています。

時には泊りがけで遠くのお寺に行くこともあります。

チップはお父さんの旅費や、お寺へのお布施に使ってもらっています。

お母さんに渡した分は、私たちの生まれてくる赤ちゃんのために使うそうです。

正直、もらったチップを一切溜め込まずに気前良く渡してしまったことに驚くとともに、頭が下がる思いでした。

この国の人たちは、本当に良いエネルギーの循環方法を心得ています。
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日本の方はチップの値段を皆で相談して平均値を取ろうと思いがちですが、受けた真心へのサービスは自分のものです。

人と比べられるものではありません。

出来れば自分で決めて、自分が感謝の気持ちとして返したい額を包んでくださいね。

なんせ、私たちが安心して安全にタイの秘境に行けるのは、全てタイ人のスタッフのお陰なんですから(^^)

リトリートで持ってくれば良かったものにあげられるのが、ぽち袋です。

このブログを読んで、ご賛同くださる方は何枚かお持ちくださるといいかなと思います(^^)

それでは今日はこの辺で…

愛と光をこめて☆



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