浅間神社での参拝時の出来事です。

私たちが境内に入った時は誰もいなくて、とても清廉された空気でした。
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が、しばらくしてツアーの団体客が押し寄せて、その静寂は破られました。
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その一団が去るまで、参拝は待とうと思い、しばらく拝殿に上がらず様子を眺めていました。

が、ツアーの一行は参拝が終わっても、拝殿の前で立ち話をしたり、写真を撮ったりなかなか去りません。

更に、ツアーガイドが拝殿の前に団体さんを集めて、講釈を始めたのですが、大きな声と大きな動作で、辺りを全く気にしない様子に驚きました。

やっと一行が拝殿から降りたので、拝殿の前に上がり参拝をしていると、今度は後ろから若者の一行がやってきました。

「つか小銭ないから一緒にさせて」

「酒飲みすぎて気持ち悪りぃ」

「どうやってお願いするんだっけ?」

…悲しくなりました。

最近、こういう出来事に遭遇していなかったので、ショックでした。

富士山は観光地だから、観光気分でやって来てしまう人が多いのかもしれませんが、神様へ敬意のなさに驚きました。

エネルギーが読める人なら、そんな失礼なことはしませんから、やはり物質社会にドップリ浸かっている人たちなんでしょうね。

私は何処かの土地に行ってリトリートを行う時は、必ず土地の神様に場所を提供してくれるようにお願いに行きます。

ご参加の生徒さんにも同様にしていただきます。

最初はあまりの仰々しさに驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、礼儀正しく挨拶すれば、土地の神様も喜んでおもてなしをしてくれますので、リトリートの出来高も格段に上がります。

何処かの土地に行くといことは、人の家にお邪魔することと一緒です。

お互いが気分良い関係でいられるように、土足でズカズカ入り込まずに、礼儀をもって訪問したいものです。




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