おはようございます。


今朝の台風なかなかすごかったですね。


明け方、風の音で眼が覚めたので、しばらく台風見物していました。


強い風に晒されて、雨が横なぐりに降っていました。


種子は風の力で遠くに飛ばされて、春には新しい芽を出すんですよね。


これだけの大風だったら、種子たちもかなり遠くまで飛ばされたことでしょう。


自然の力は凄いですね。


スキューバーダイビングで、もの凄い強い潮流に乗っかってドリフトダイビングをすることがありますが、


きっとそんな感覚なんだろうな~と想像して1人で楽しくなってました。


タイでも台風の影響が各地に出ています。


数年前にバンコクで起った大洪水は記憶に新しいですが、今年はもう少し北部の方で洪水しています。


タイの洪水はハンパなく、ひどい時は胸くらいまで浸水します。


どうでもいいですけどこの間ニュースで、胸まで浸水しているのに一生懸命水の中に潜って家の鍵を探しているおばあちゃんの映像が流れていました。


漂流物で危険な、泥水で視界ゼロの中に何度も潜り続け、おばあちゃんは見事鍵をゲットしていました。


胸の上まで浸水が起きたら、もうなんか色んな事がどうでもよくなりそうですが、タイの人たちは違います。


壊れたらまた作ればいいとばかりに自然に立ち向かっていきます。


そのたくましさにエライ生命力を感じました。


タイはもともとジャングルでした。


そこを人々が切り拓いた農業国家ですので、手つかずの大自然がそこかしこに広がり、いまだに人々は自然と共存して暮らしています。


バンコクからちょっと外に出れば、田畑がひろがっているので収穫の様子を直に見ることが出来ます。


雨期の沢山の雨は農家には恵みの雨です。


しかし台風が続くとせっかく育った作物は流され、その年の労働は台無しになってしまいます。


郊外で車を走らせている時に雨が降ると、田園を眺めながら「農家さんよかったね」と話し、


台風が続いて川が氾濫して田んぼも浸水しているのに遭遇すると


「ありゃ~、これは可哀そうだね」と話すのが日常的な会話となります。


東京に住んでいると電車が止まるかどうかくらいです。


そこまでの災害にはなかなか遭遇しないから、この感覚って希薄になりますね。


何年か前に渋谷センター街の看板が落ちて、台風の勢力の強さを繰り返し報道していましたが、


タイの山岳民族の村なんて壊滅しますからね…(^_^;)


子供の頃は台風が来るとワクワクしたものですが、


タイで台風来ると本気で家が飛ぶんじゃないかと心配になるわけです。

因みに11月のリトリートで向かうカンチャナブリは(今のところ)大丈夫です。


カンチャナブリは大きな川と湖がありますので、雨季の沢山の水を含み、


みなさんが行く頃には美しい大自然が広がっていると思いますよ。


楽しみですね(^・^)♪


さて東京。


台風が過ぎ去り、光が入ってきました。


雨はやみましたが、まだ強い風が吹いています。


お出かけの方はどうぞお気を付け下さいね。


それでは今日も素敵な一日をお過ごしください☆


愛と光をこめて。