みなさんはタイ料理の「ガパオ」ってご存知ですか?
一般的なガパオは豚や鶏のあら肉とバジルを一緒に炒めてご飯に添えたものです。
タイでガパオを頼むと「マイペッ」(辛くしないで)と頼んでもどうしても辛いのがやってきます。
私は辛いものは結構得意だと自負しておりましたが、タイに行って自分が井の中の蛙だということが身に染みてわかりました。
タイ人が「辛い」と言ったものを口にしたら、そのあとご飯が食べられない位、口の中が大火事になります。
私が食べるものは、タイ人たちが「マイペッ」(辛くしないで)といつも一言添えて注文してくれます。
が、料理によっては辛くないと美味しくないものもあるようなんです。
ガパオもそのひとつなのか、「マイペッ」と言っても、必ずちょっとは唐辛子が入っています。
私が食べるものはタイ人友人が毒見よろしくまず一口食べて、辛みを確認してOKが出たら食べ始めます。
なにげに戦国武将にでもなったような気分です。
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というわけで、ガパオ。
タイ人たちはこの「ガパオ」が大好きで、お気に入りの店をみつけると毎日でも通ってしまうくらい食べまくっています。
私はというと、「辛い」「肉料理」という印象から私は基本的に注文しませんでした。
そんなある日。
衝撃的な事実が発覚したのです
それはチェンマイでカフェを営むマキコちゃんのお店で茶をすすっている時のこと。
タイで採れる野菜の話になりました。
タイには日本でみかけない不思議な野菜が色々存在します。
マキコちゃんがタイの野菜の本を見せてくれたので、みなでパラパラページをめくっていました。
「ほぇ~、豆苗とかあるんだ。北部は山菜が豊富でいいやね。きのこは和名が多いってことは日本から流れてきたんだね。」
なんて、言いながら楽しく語っているその時。
その中の1ページに「ガパオ」の項目が。
私
「えぇ~。ガパオって料理の名前だと思っていたけど、植物の名前だったんだぁ。そりゃ知らなんだ。」
マキコ
「そうだよ~。ガパオ炒めに入っているバジルのことをガパオって言うんだよ~」
私
「ガパオはバジルのことですかぁ。ナルホド。ナルホド。…で、何バジルなん?」
マキコ
「英名はホーリーバジル、トゥルシだよ。」
私
「……なんだって?」
マキコ
「トゥ・ル・シ」
私
「なにぃぃぃい!トゥルシィィィ?!マジでぇぇぇ!」
ブログを読んでくださっている皆様、レッスンに来て下さっている皆様はご存じのことかと思いますが、
私はホーリーバジル・トゥルシを世に巻いて、世界中に広めようと目論んでいる自称トゥルシpeopleです。
タイ人の友人達にも
「トゥルシって凄いバジルがあんねん。それを自分の庭に巻いて、毎日葉っぱ食べたら病気知らずで、災いも寄ってこないっちゅうありがたいバジルやで~。今度密輸したるわ。うへへ。」
なんて吹聴していたのに、まさかタイ人の日常食としてトゥルシが摂取されていたとは…。
半年以上、毎日タイ人のみんなが食べているのを横目で見ながら全然気づかなかったとは…。
ギャボ…。トゥルシラー失格です
因みにガパオの具材は自分で選べるそうで、豆腐やフィッシュボールや野菜などで作ることも出来るそうです。
なんだよ~。知らなかったよ~。
これからはガパオ食べまくるよ~。
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そういえば、前回収穫したトゥルシの種、まだまだあります。
今は種まきの時期なので、ちょうどいいですよ
ご希望の方はどうぞお申し付け下さい
今週のエトレヨガや週末のワークショップなどでお渡ししたいと思います!!
生で食べるもよし、ガパオにするもよしです!
因みにヨガ・リトリートやティーチャーズトレーニングの食べ物は、しっかり「マイペッ」(辛くない)ように
気を配っていますからご安心ください
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最後まで読んでくださってありがとうございました!!!
愛と光をこめて