20代の頃、ワーホリでオーストラリアに一年生活しました。
ワーホリに行く前にベトナムで知り合ったオーストラリア人のイケメンのお兄さんがいて、オーストラリアでは彼の家にちゃっかり転がり込んで一緒に住んでいました。
今考えるととんでもなく図々しい話です^_^;
当時の私は英語を一切話せず、そのオージー(オーストラリア人)のお兄さんやその友達が話すことをただただ聞いていました。
そんなことを3ヶ月続けていたある日のこと。
突然、スイッチが入ったようにみなが言っていることが理解出来るようになったんです。
あの感覚は今でも忘れません。
最初はみんなが言っていることがチンプンカンプンだったのが、ラジオのチューニングがあったように、電源がオンになったように、突然理解出来るようになるんです。
ここで強く実感したこと。
それは言語は音からということです。
音の意味が理解出来るようになると、音が言葉になって、言語になるんです。
音が分かるようになれば、あとは単語の意味が分かるようにさえなれば、理解出来るので話すことも出来るようになります。
3ヶ月黙ってただただ聞く環境ってなかなか作りづらいですけど、もし可能なら3ヶ月我慢してみて下さい。
最近はタイでタイ人に囲まれる毎日です。
最初はチンプンカンプンでしたが、だんだんですが、なんとなくですが、言葉の意味が分かるようになってきた気がします。
言語って本当に面白いです。