今回のタイ旅行ははじめて中国東方航空を使用しました。
「成田→上海→バンコク」上海でのトランジット2時間の合計9時間の予定でした。
が、上海悪天候の為1時間の遅延が発覚。
なぬ。上海でのトランジットが1時間しかない。
しかも上海悪天候が理由で上海→バンコクのチケットが成田で発券されず、そもそもバンコクに飛ぶかもわからず。
とにかく上海で一度中国に入国し、運行状況を確認して再度バンコク行きのためにチェックインすることに。
なぬ~。トランジットだけなのに入国…?
っていうか飛ぶかわからないの…?( ̄□ ̄;)!!
万が一運行が決定しても上海行きが既に遅延しているので次の乗り継ぎが1時間しかない。
搭乗時間も考えたら30分しかないのに「入国・荷物のピックアップ・チェックイン」を済ませるという超人技を成し遂げろというのか~。
恐るべし中華人民共和国
上海行きの飛行機に搭乗するや否やCAさんに状況を説明する。
「バンコク行き発券されなかったんですか。一度入国してから再搭乗…そんなことあるんですね。」
CAさんがこう言うのだから特異なケースなのでしょう(-x-;)
「うちの飛行機よく遅れるんですよ。先週遅延した時はかなりのお客様が次の便に乗り遅れて上海で一泊したんです。万が一の場合は上海の宿泊先は手配しますからご心配なさらないでください。」
そんなノンキな。しかし、よ…よくあるのかぁ。
そういえば、同時刻の成田発上海便は定刻で飛んでたぞ。
てか、これ下手したら上海に一泊コースじゃんね…( ̄□ ̄;)!!
と、腹もくくったりしましたが、上海からの中国東方航空の他の便も遅延していたので、3時間遅れはしたものの、その日のうちに無事バンコクに着けました(-。-;)
しかし疲れた。飛ぶか飛ばないかわからない飛行機を延々と待ち続けるのはストレスの極みでした(´Д`;)
一人でのことならまだしも、現地で待っている友人のことを考えると申し訳が立ちません。
その後、バンコクで色んな中国の方とお話する機会があり、中国東方航空について訪ねてみましたが、遅延は本当に当たり前の飛行機のようです。
残念ながら中国の方も信じていないようで、大事な商談の時などは絶対に使ってはいけない飛行機だと教えてくれました。
定刻発着が当たり前の我々日本人にとっては驚きの話です。
インドネシアの国内線もかなりひどくて、突然フライトがキャンセルになったりするのは日常茶飯事です、
実際、去年デラワンに行った時も乗り継ぎ便がキャンセルになり半日待たされました。
が、まさか中国の飛行機でも同様のことが起こるとは想定外でした。
中国もまだまだ発展途上国なのだと思い知らされました(^_^;)
・・・
上海からバンコクへの乗り継ぎカウンターで一人のスペイン人女性と知り合いました。
彼女は日本で数か月滞在した後にタイで数週間過ごし、更に日本に戻って数日過ごしてスペインに帰国するそうです。
彼女にとって日本は全ての国民が礼儀正しい素晴らしい国だったそうです。
その反面、中国の対応の悪さに一瞬にして中国が嫌いになってしまったのでした。
「o(;△;)o同じアジア人なのになんでこんなに違うの?!私中国大っ嫌い!」と問いただされましたが…。
カルマのせいだとは初対面の人にはさすがになかなか言えません。
凄く不思議なことに彼女とは行きの便が一緒なだけでなく、帰りの便まで一緒なのでした。
これは偶然だけでは片づけられないぞと、私の家へ招待しました。
タイから帰国してこっち、東京観光をしています。
タイで現地人に色々優しくしてもらったお礼に彼女に尽くしてみています。
食事と宿を提供したら「見ず知らずの私になんでそんなによくしてくれるの?」と相当不思議がられました。
エネルギーは循環させないとね。
ただそれだけですよ。おじょうさん(^・^)