さて、今回もルーイ県チェンカーンです。


チェンカーンはバンコクから570㌔も離れているのですが、見かける車はバンコクナンバーばかり。


一年中暑いバンコクの人たちにとって冬の涼しさが訪れる北部は避暑地だそうで、「タイ人は寒さに眼がない」と友人のタイ人が教えてくれました。


…どうりで北にばかり連れて行かれるわけだわ。


友人も涼しさを求めていたのです。


真冬の国から来た日本人が南のリゾート地を目指すのと逆の心理なわけです。



チェンカーンの街並みには古い木造の家屋が立ち並び、とてもかわいいです。

長谷川陽子 よーさんのアセンションサポート☆ヨガ ブログ

この街並みを護る為に大型ホテルは建設させないそうで、ノスタルジックな景観がとってもフォトジェニックで一眼片手に何時間でも過ごせます。


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目抜き通りのウォーキングストリートから1本裏側にはメコン川が悠々と流れています。


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川の向こう側にはラオスが見えます。


流れは相当早いです。


船で向こう側に渡れるか、フェリーポートで聞いてみました。

その結果、現地の人用の国境ゲートらしく、外国人は通行不可とのこと。

タイ人はパスポートなしでも越境可能だそうです。


向こう側は観光用の整えは一切ないらしく、普通の村になっているそうです。


ぐぬぬ…。


行けないとなると行ってみたくなる~。


いっちょまえに手荷物検査のX線があります。



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検査ゲートを犬が行ったり来たり…。

こんな時は無国籍の犬が羨ましい限りです。


昔、海外旅行に無料で行く方法として、日本のどこかから海に飛び込んだら潮流が北朝鮮の領土に連れて行ってくれるが二度と帰れないのがミソ…みたいなブラックジョークがありましたが、泳いでちょっくら渡ってもここなら許されそうです。


ラオス国境越えを断念した我々は原チャリをレンタル(1日200B)して、チェンカーンから2㌔ほど離れた隣の街にあるビーチを目指しました。


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ビーチっていうと海岸をイメージしますが河原のことです。


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ここで早めのランチをとることに。


昨日、死ぬほど疲れていた為に丸一日食事をとりませんでした。


時間は11時をまわったところでしたが、お腹ペコペコで海の家ならぬ川の家にお邪魔しました。


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日本の海の家と寸分変わらぬたたずまい。
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ひとつだけ違うとすれば、このぬいぐるみ…。


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タイ人の考えることはよくわかりません。


川の家は日本の海の家とは異なり、一年中経営しているそうです。


夜になると大宴会が繰り広げられるとか。


潮のべたつきもないし、楽しそうですね。


・・・

ここの名物はナマズ。


この地域にはここにしか棲息できない巨大ナマズがいるそうです。


その大きさは2~3㍍にも達し、重さは200㌔を超えるとか。


昔はこの地域でナマズ漁が盛んだったそうですが、巨大ナマズは聖なる生き物であるという考えが広がり、巨大ナマズを1匹殺すたびに人が一人死ぬとされ、チェンカーンでは巨大ナマズの漁は禁止になったようです。


人も年を取ってくると智慧がついてくるように、大きな生き物と言うのは寿命が長い分、智慧があります。


その智慧というのは我々人智を超えたユニバースにつながる智慧です。


川下の他のエリアでは現在も継続されているそうですが、黄金伝説の人もナマズ様には触れない方がいいかもですね。


ところで最近、ラオスと中国が協力してメコン川のこの周辺にダムを作る計画をしているそうです。


巨大ナマズはこの川のこの近辺でしか棲息出来ないので、ダムが出来たら生態系が乱され絶滅してしまう可能性が高いことをタイの人は心配しているそうです。


失ってはじめてその尊さに気づくというような事にならないといいですね…。



と、いうわけで巨大じゃないナマズを頂きました。


散々ナマズの殺生について語り合った後にナマズを食すことに大変抵抗がありましたが、小さいナマズは食べていいそうです。


多少の抵抗を感じながらも、郷に入っては郷に従え。


食物連鎖の流れに乗って食したナマズはなんとも美味。


脂がのっててトロトロと柔らかくてコラーゲンたっぷりでした。


実はチェンライでもナマズは毎日食べていました。


チェンライは山なので海の魚は食べずに湖の魚を食べます。


毎日マーケットで買い物していたのですが、ちょうどナマズが沢山摂れる時期だったのか、新鮮な食材ということでナマズばかり食べていました。


ナマズなんてこれまで一度も食べたことないのに、2013年に入ってやたら食べる機会があるのはどういうわけか。


マクロビオティックス的観点では、食した動植物の傾向を人は受け継ぐとされています。


ナマズといえば地震を感知する生き物。


私がナマズのごとく暴れ出したら、ご用心。


とうとう頭がおかしくなったか、地震が来るかのどちらかです。