結構どうでもいい話なので、ヒマな時に読んで下さい。


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先月、タイの北部を周遊していた時のこと。


point to the sky という山に滞在しました。


その山はタイで一番最初に朝日が昇る山でpoint to the sky(空を指す)という名前だそうです。


本当はタイ語でタイ語の意味がそれなんですけど、タイ語の名前忘れました。


まぁいいか。


コテージに着いて、荷物をおろし、ビールを買い込んでさぁ旅の前途に乾杯しようとしたその瞬間、現地の小学生達が、「踊りを見てくれ」とやってきました。


北部に伝わる民俗舞踊を観光客に見せてお小遣いにしてるのでしょうか。


まぁすぐ終わるだろうと、私たちは乾杯をいったん中止し、彼女たちの踊りを見始めました。


約2~3分経って踊りが終わりました。はい、よく出来ました!割れるような拍手喝采を彼女たちに浴びせる私たち。チップを渡そうとすると突然2番が始まりました。


やべぇ。拍手喝采しすぎた。再びビールのお預けをくらった私たちは乾く喉に堪えながら、彼女たちの踊りが終わるのを再び待ちました。


2番が終わって、にこやかに「コップンカー」と感謝の気持ちを伝え、チップを渡そうとすると、まさかの3番が始まりました。


しかも民族舞踊だと思って観ていたけれど、これは本当に民族舞踊なのか…?


なんだか現代的なフリも入っている気がするけれど、これは一体なんなんだぁぁぁ。


踊りはまさかの8番まで続きました。


その光景を無言で見守る友人に「これは一体何だ?」と直接的な質問を投げかけると「わからない」という返事が。


なんだかシュールな世界に巻き込まれている気がします。


キンキンに冷えたビールはどんどんぬるくなっていきました。


「ビール飲みながら見ればいいじゃん」と思ったアナタ、はいその通りです。


私もビールが本当に飲みたかった。


ところが、私の友人とその友人、一緒にいたタイ人がみんなビールに口を付けずにお行儀よく子供のお遊戯を見守っているのです。


人が一生懸命に踊ってる時にビールを飲むのは礼儀に反するのか?


郷に入っては郷に従いたい私の頭の中は葛藤で渦巻いていました。


ここまで書いてなんですけど、オチはないです(^_^;)


まぁどうでもいい話ですけど、なんかシュールで笑っちゃった話でした。


海外に行くとシュールなことがいっぱいあって一人でニヤニヤしちゃいます。


英語での会話も自分の頭の中で自分の言葉に翻訳するから、真面目な会話も面白くなっちゃいます。


標準語を関西弁にすると面白くなっちゃうのと同じカンジですね。


適当な私には海外は本当に向いています。



ところで、翌日のPoint to the Skyからの朝日ですが…実は前日の深酒がたたって寝坊して見られませんでした。


絶景ポイントに行って絶景を見ない。


こんな贅沢が許されるのでしょうか?


こういうことよくやります。


ヒマラヤ登ろうと思ってネパールのヒマラヤの麓まで行ってヒマラヤ登らない。


本当どうでもいい話だったでしょ^m^