普段の生活では外食しない限り完全にベジタリアンですが、タイにいる間はかなり肉食でした。

街にいる時はベジタリアンでいるのも簡単ですが、人里離れた場所では食材が限られてくるので「その時ある新鮮な物を食べる」これがルールとなりました。

食への執着を断ち切ることを大切に考えているので、食べられなかったらそれでも大丈夫と思えるように生きています。
朝昼だけでなく、お腹が空いてなかったら夕飯も食べないのが私の普通です。

しかし、旅の間は「オイシイオイシイ」「ハイ、アーン」とタイ人の友人がカタコトの日本語でご飯を勧めまくるので、断りづらくて一口また一口と食べるウチに気づいたら、普通にモリモリ食べる人になっていました。

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↑トムヤムクンに川魚の揚げたの。
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↑餌付け上手のLEK君でした。

朝昼食べないのに夕飯まで抜こうとするので心配したんでしょうね(^▽^;)

タイ人は人生に一回お寺でお坊さんになって修行をするそうです。
長さは最短一週間から長くて一年と選ぶことが出来、家が敬虔な仏教徒であればあるほど寺での修行期間は長くなるようです。

友人も数ヶ月寺で修行を済ませているので、ヨガ哲学の話が理解出来るため、食事のことに対して、「これはヨガの行の一環なんだ」と説明したら深く興味を示しました。

そこから2人して朝昼は余程空腹じゃない限り食べないスタンスに自然となりました。

私の友人はカメラマンで、今回はケーブルテレビの依頼で北部の写真を撮りに来ました。

お腹に食べ物が沢山無い方が、頭が冴えるので、想像力が増します。

マインドがクリアになると世界の静寂が自分のインナーソウルとつながり、突然花や鳥や空の色が鮮明になり、写真で切り取るべき場所が見えはじめます。

友人もこれを気に入り、私が帰った今も朝昼抜きを実践しているそうです。

お腹が減ったら食べるけれど、義務としては食べない。

そこにあるものをありがたく頂く。

これが今回の私たちのスタイルとなりました。

旅する中で、色んな土地に行きました。
色んな人と出会い、色んなことを5感と6感で感じました。

お肉もお魚も野菜も、地球が与えてくれた恵みに感謝しながら地球と共に生きる日々でした。




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