昨夜の新幹線の最終で関西から帰ってきました。


今回は新幹線で起きた珍事件です。


最終の新幹線はサラリーマンでごった返し、私の隣にも2人組のサラリーマンが座っておりました。


母への土産に購入した天むす(名古屋に行ったわけではないのですが)と、明石焼き(明石に行ったわけでもないのですが)を網棚に置いて、軽く夕飯をすませ、東京まで仮眠をとりました。


東京駅について目を覚ますとサラリーマン二人組のうち一人が既に下車して一人になっていました。


それでは降りるかと、網棚に目をやると母への土産がありません。


ない?それはおかしい。確かにそこに置いたはず。


「???」


狐につままれたような気持ちでボンヤリ突っ立ていると、先ほどのサラリーマン二人組のうちの残った1人のなんだか観察するような視線が私に注がれています。


私「あの…つかぬことをお伺いしますが…」

サラリーマン「もしかして紙袋をお探しですか?」
私「あ…やっぱり」


サラリーマンのお二方は大阪からかなりの量のアルコールを摂取し続けていたので、どうやら間違えて私の荷物まで持って降りてしまったのでした。


賞味期限のある食べ物なので、そのまま召し上がってくださるよう伝え別れましたが、取り忘れはあっても、取りすぎっていうのもあるんですね。



それにしても、これが海外だったら置き引きが凄いので自分の荷物から目を離すなんてあり得ません。


スペインではカフェで自分のテーブルに携帯を置いておいても、一瞬眼を離しただけで無くなっているなんていうことはしょっちゅでした。


ロンドンでも背負っているリュックは後ろから開けられて金品をよく盗られている人がいたし、イタリアでも電車の中で自分の横に置いておいたカバンがなくなったなんていう話はよく耳にしました。


留学先のイギリスから帰ってきたばかりの時、やっぱりアメリカから帰ってきたばっかりの友人と、日本ではそんなことする必要ないのにドトールでお互いカバンをお腹に抱えてお茶をしていることに気づき、海外の習慣を笑い合ったことがありました。


なんだか新幹線の話から随分離れてしまいましたが、海外に行くと日本の平和さが身にしみますね天使


自分的に面白い事件でしたにひひ