ほんまでっかTVで経済評論家の門倉先生がこんなことをおっしゃっていました。
日本人は収入が多いのに幸せを感じていない人が多く
ベトナム人は収入が少ないけれど幸せを感じている人が多い
ベトナム人は今は大変だけれど、明日はよくなると未来を見て幸せを感じられているそうですが、
逆に日本人はいくらお金をもっても明日どうなるかわからないと将来に不安を感じている人が多いんですね。
先日のアナハタチャクラ講座にてご参加のみなさんにもこの話をしました。
実際に自分が幸せかどうか聞いてみると即答出来ない方がチラホラ。
「幸せは…何を持って幸せとするかによって変わってくるかと…」
「幸せかどうかと言われるとゴニョゴニョ…」
「貧しい人に比べれば幸せかとは思いますが…」
「幸せだな~」とかつての若大将も歌い上げていたように幸せは心から湧き上がる感情です。
人と比べたり、定義にあてはめるものではありません。
自分が幸せだと思えばそれが幸せなんです。
現代の日本人は自分が幸せかどうかもわからなくなってしまっているんですね。
・・・
その原因の一つは、我々日本人は物を持ちすぎていることがあげられます。
外側の世界はマテリアルワールド。
幻想にしか過ぎないのに、物質があるから幸せと感じていると物質に依存してしまい、それがなくなったらどうしようと不安を感じてしまうのです。
地震の時のことを振り返っても、本当にいざというときには身体ひとつで逃げるしかないです。
新しい家もいつかは古くなるし、新しい服を買ってもまた新しい服が欲しくなります。
ご飯をお腹いっぱい食べても時間が経てばまたお腹は減って何か違うものが食べたくなるのです。
外側の世界だけに幸せを求めると心の平和は得られません。
物質世界と精神世界は反比例するのです。
いままでは物質的豊かさを構築していく時代でしたが、ある程度身の回りが(物質的に)豊かになり、便利になり、簡単に死ななくなってきた今、これからの時代は心の豊かさを考える時代です。
心のことより物質的な幸せを追い求めてきたので、心がないがしろにされてしまっていた人が多いのはしょうがありません。
それも今までの我々には必要なプロセスでした。
が、人類は進化しなければいけません。
チャクラでいうところの今までは第3チャクラの時代だったのが第4チャクラ、ハートのチャクラの時代に入っていくのです。
心の豊かさを追い求めて、自分の内側を見つめていきましょう。
肉体や感覚器官の奴隷になっていた心に、本当の主は誰か思い出させましょう。
自分の中を整理するには一時期はやった「断捨離」などとても有効です。
部屋の中を整理すると共に自分の中の整理にもつながりますので、
ひとつひとつ手放していくことで、本当に必要なものがみえてきますよ