色んなリトリートやワークショップで大活躍をしてくれるクリスタルボウル(以下クリボー)達ですが、月島を離れて、他の所でレッスンをして帰ってきた後のレッスンで必ず思うことがあります。
それは音色について。
よそで奏でてもモチロンいい音は出ます。
そりゃも~はじめて聴いた人が虜になるほどにいい音が出ます。
でも実はそれはよそ行きの音なんです。
月島で聴く音とはどこか違います。
師岡先生がリトリートやワークショップに4歳のお子さんを連れていらした時に、
リトリートの間中、お子さんは嬉しくてはしゃぎまくっているのですが、違うところに連れてこられたストレスからか、ご飯が食べれなくなり、お昼寝もできなくなっちゃいます。
まさにそんなカンジです。
遠足は嬉しい、一緒に連れて行ってもらえて嬉しい、という波動は感じるのですがやはり緊張感が否めません。
何回も何回も行った慣れ親しんだところならまだいいのですが、いきなり行って「ハイ演奏」となるとなかなか思うように音が伸びません。
楽器もライブ前はチューニングしたり、リハーサルしたりしますよね。
クリボーも同じで落ち着くための時間を上げる必要があります。
それでもリハーサルと同じ音は出ません。
人の密度や温度を敏感に感じ取って音が変わります。とっても繊細なんですよね。
なんだかこの繊細さに人間ぽさを感じて愛おしく思います
今朝はリトリートから帰ってきて最初の月島ヨガでした。
あぁ…なんていい音…
低い音はどこまでも倍音を広げ、深い深い瞑想状態にいざないます。
高い音は軽やかな天使の響き。心も身体も清浄にし沢山の光を注いでくれます。
安心して音を伸ばせるこの場所に帰ってきて、クリボーもホッとしているみたいです