前回のブログの続きです。


現在日本のお寺で唱えられているお経はインドから伝わったサンスクリット語がもとなものが多いです。


例えば「南無阿弥陀仏」は・・・

namo (南無) わたくしは帰依します

amitaayus (阿弥陀仏)無量の寿命と無量の光明の仏様に

・・・となるわけです。


因みにワークショップ申し込みサイトのアミターユスは阿弥陀如来のサンスクリット語です。
私がヨガスタジオの名前を決めている時に出た候補の一つでしたが、最終的にスタッフのマジが気に入って申し込みサイトの名前として使うことになりました。



そしてうちの名前は「月島ヨガ ハヌマーン」


知ってました?「月島もんじゃヨガ」じゃないんですよ。


ハヌマーンは猿の神様です。

風の神ヴァーユから生まれたハヌマーンは、怪力と勇気、忠誠心、そして不死の神様として、インドで大人気です。


ハヌマーンが活躍するのはインド叙事詩「ラーマヤーナ」。


「ラーマヤナ」はラーマ王子とハヌマーンの悪魔退治の冒険活劇。

めちゃめちゃ面白いです。

(活字慣れしていない方には難しく感じてちょっと大変かもですが…。そのうち講義やりますね!)



話の中でハヌマーンは主人公であるラーマ王子のために、魔王ラーヴァナによってランカー島に連れ去られたラーマの妻シータを取り戻す大活躍を見せるのです。


ラーマ王子の弟が怪我をしたときハヌマーンはカイラス山に飛んでいき、薬草を探す手間を省いて山ごと持持ち帰ってきました。

悪魔によってしっぽに火をつけられた時は大火事にして島ごと燃やしてしまいました。


ハヌマーンが動けばかならず何か大事になる、そんな豪快でコミカルなキャラがお話に彩りをそえています。



このハヌマーンは孫悟空のモデルとも言われていて、日本でも大変有名なお猿さんなんですね。


因みにランカー島はスリランカといわれていますが、インドネシアという説もあります。


バリ島でケチャックって見たことありますか?

おじさん達が円になって「チャチャチャ!ケチャケチャケチャケチャ」と合唱する中で舞踊をするあれですが、あれはラーマヤーナの舞踊劇です。

ラーマヤーナのお話を知っていて見るとなお一層面白いですね。