ホテル浦島をあとにして、我々は最終目的地の那智大社へ向かいました。
帰りはカメハメハ号に乗って。

国道42号線に車を走らせ、大門坂前の駐車場に到着。
杉並木の続く石畳「世界遺産 熊野古道 大門坂」を登ったところに那智大社があります。
本当にいいお天気。怪しい二人がいます。
入口にそびえる夫婦杉
前回来たときは、蜂に追いかけられて走って抜けてしまったので全く何も覚えていませんが
今回はエネルギーを感じながらゆっくりじっくり歩けました。
道に光が射してキレイです。
誰かのおうちですか?
人が全然いなくて、とても神秘的な古道。
昔の人は、何か月もかけてお詣りしたんですね。
時間軸がズレて昔の人と遭遇しても全く不思議じゃないです。
子供のころ亡くなった祖母が毎月全国にお詣りに行っていました。
当時は神社仏閣に興味が全くなかったので
そんなに神頼みして何があるんだ?と不思議でしたが
今思えばもの凄く贅沢なことしていたんですね…
歩くこと30分。
大門坂を抜けて、そこから更に467段の石段を上ると
那智大社へ入れます。
不思議なことにここの石段はどんなに登っても全く疲れず
むしろ元気がみなぎって来て走り出したくらいでした
(前回も蜂に追われてダッシュで駆け上がってるし)
でもノンキさんにはキツかったらしくて息が相当あがっていました。
逆に三輪山では私がキツくてノンキさんは全然平気そうでした。
お山との相性とかあるんですかね?
熊野大社拝殿
主祭神は熊野夫須美大神。
遠くに那智の滝が見えます。
ここからあそこまで歩いていきます。
青岸渡寺(せいがんとじ)
西国三十三所観音巡礼の第一番札所。
4世紀ごろ、インドの僧が開山し、豊臣秀吉が再建したものだそうです。
ここは隣の熊野那智大社とともに神仏習合の修験道場でした。
明治に入って神仏習合が廃されたとき、熊野本宮大社、熊野速玉大社では仏堂は全て廃されたが、
熊野那智大社のこのお寺だけ破却を免れたそうです。
当時は沢山の修験行者がいて滝行を行っていたそう。
霊力を発揮して人々の病を治しているような人も沢山いたそうですよ。
いや~。もったいないですね。当時の様子を垣間見たいです…。ジュル…。
青岸渡寺後方には三重の塔。
中は各階に見事な壁画と天井画が描かれています。
現代人が描くようなPOPな仏画に感動
各階に置いてあったオリンを私が奏で、スピカさんとしばし瞑想の一時。
一瞬にして心が豊かになり、眼が開くような思いでした
那智の滝入口の鳥居
石段を降りると滝のマイナスイオンでヒンヤリしてきます。
延命長寿のご神水
美味しいです。
沢山歩いて喉が渇いていたのでガブガブいっちゃいました。
滝出た~~!!
滝そのものがご神体と言われるのも強く頷けるほどの圧倒的な光。
そこにいるだけで心身のみならずエネルギー体も全て浄化されます。
前回来たときは30分くらい瞑想しましたが、
今回はあまり時間もなかったので10~15分くらい座って瞑想しました。
あとでのんきさんが教えてくれましたが私が瞑想を始めたら滝に虹がかかったそうです。
瞑想の中で地球のハートと宇宙のハートと繋がりました。
全ての空間が繋がり、今までとは違う新しいビジョンを受け取りました。
内容はレッスンでご紹介しますね。
本当~~~に、いつまでもいたい場所です。
また必ず来たいです。
出来れば滝行もしたいですっっ。
(前に出来るか聞いたら上から流木が流れてきたりして危険だから禁止されていると言っていました)
帰り道に大門坂を戻っていると、道端でみかんを売っていました。
「4つで100円…安っ」
みかんを作っているのは大阪屋旅館跡の方で、
みかんを買ったら南方熊楠が3年間滞在したというお庭を見せてくれました。
何百年と続く手入れの行き届いた美しいお庭を眺めながらご主人が色んなお話を聞かせてくれました。
那智大社を後にして
最後にもう一度、熊野本宮にお詣りし、お礼を言って終了しました。
しかし、京都から熊野まで車で約200㌔。
かなりの距離です。
ノンキさんが終始運転して下さいましたが自分では相当大変
こんなに効率よく動けないです。
ノンキさん本当にありがとうございました。
スピカさんもムードーメーカー役をありがとうございました
人の縁に、楽しい旅に、地球の美しさに、あらためて感謝感謝ですヘ(゚∀゚*)ノ